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有名店の味を自宅で再現!
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
バターとミルクのやさしい味わいが人気のマカロニグラタン。家でも同じような材料で作っているのに、洋食屋さんで食べると味の違いは歴然! ソースのなめらかさや味の深み、香りの豊かさは比較にならない美味しさです。一体どこが違うのか、洋食店のシェフにコツを教えてもらいました。
家で作るのとはここが違った!プロが教える3つのコツ
・セロリを加え、香りと味に「深み」を出す
・ホワイトソースに「粉チーズ」でコクを出す
・仕上げに「澄ましバター(=溶かしバターの上澄み)」を使い、香り高く
「家庭でもプロの味に近づけることができる、とっておきのレシピをご紹介します」と話すのは、伊勢丹新宿店にある洋食店<西櫻亭>の宮下響シェフ。
ふだんお店ではさまざまな手間をかけて作られている、えびマカロニグラタン。本来はえびと野菜を別々に炒め、えびの蒸し汁を煮詰め、ホワイトソースは1時間煮込んでこし器でこす……といった手間がかかる料理です。それを今回、WEB FOODIEのために家庭用のレシピを開発してくれました。ダマになりがちなホワイトソースの悩みも解消できる、プロのワザが満載です!
<西櫻亭>シェフ直伝「えびマカロニグラタン」のレシピ
材料(4~5人分)
【仕上げ用】 ※下記は「1人分」です。人数に合わせて増やしてください
作り方
1)マカロニをゆで、えびの下処理をし、野菜を切る
マカロニは袋の表示通りにゆでて、冷水でしめて水気をきる。えびは塩小さじ1(分量外)をふってもみ、水で洗って食べやすい大きさに切る。玉ねぎ、ピーマン、セロリは少し厚めの薄切りにする。
「マカロニはホワイトソースを作る前にゆでておいてOK。ゆでた湯は仕上げ用のバターを溶かすときの湯煎に使うといいでしょう。野菜は歯ごたえを残したいので、1mm程度の少し厚めにスライスします」
2)バターで香味野菜とえびを焦がさないように炒め、ワインを加える
鍋にバター、玉ねぎ、セロリ、えびを入れ、中火にかけて炒める。少し香りが立ち、えびの色が少し変わってきたら白ワインを加える。
「ホワイトソースは白く仕上げるために、焦がさないように炒めるのが基本です。玉ねぎとセロリは、食感を残すために炒め過ぎないようにしましょう。通常、店では玉ねぎだけを使っていますが、セロリは味に深みを出してくれる野菜なので、ぜひ加えてみてください」
3)水分が半分になるまで煮詰める
ふたをしないで水分が半分になるまで煮詰める。
「ワインだけでなく野菜からも水分が出てきます。煮詰めることで、えび、玉ねぎ、セロリから出てくるうまみを凝縮させることができます。右写真のように、木ベラを動かして鍋底が見えるくらいになればOKです」
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