炊き込みご飯の一種「かやくご飯」は関西だけ!? 関東との違いを徹底解説!

かやくご飯の意味はご存知ですか?かやくって「火薬」じゃないの?炊き込みご飯や五目ご飯、混ぜご飯と一体何が違うの?かやくご飯の由来や作り方などをご紹介します!「かやくご飯」を初めて聞いた方も馴染み深い方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

2018年10月11日 更新

「かやくご飯」ってどんなご飯?

お赤飯、炊き込みご飯、おこわ、チャーハン、ピラフ……日本人の主食であるお米を使った料理はたくさん種類がありますね。今回ご紹介するのは、そのなかの一つ「かやくご飯」。実は、かやくご飯は全国的な定番料理ではなく主に関西地方で食べられているご飯だったことをご存じでしたか?

「かやくご飯」と呼ばれるようになった由来や、かやくの意味、かやくご飯のレシピも載せていますので、普段作っている炊き込みご飯と比較してみてくださいね。

実は方言!かやくご飯

かやくを国語辞典で調べると、 いくつか意味がある中に「主に関西で、五目飯、うどんなどに入れる肉・野菜。具 (ぐ) 。種 (たね) 。」といった内容があります。関東で五目ご飯と呼ばれているご飯のことを、関西では「かやくご飯」と呼ぶことが多いのです。

関西のかやくご飯はもともとは精進料理だったそうですが、現在では肉や魚など様々な具材が入っているものが定番になっています。

「かやく」の意味

かやくは漢字では「加薬」と書きます。加薬の由来は、漢方薬の効果を高めるために加えた補助的な薬のこと。そこから、料理に加える薬味的な役割をするものも「加薬」と呼ばれるようになりました。

主役を引き立てる香辛料もこの仲間です。カップラーメンにも「かやく」が入っていることが多いですが、これも同じ「加薬」です。
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炊き込みご飯との違いはなあに?

「炊き込みご飯」と「かやくご飯」は、実はほとんど同じです。関西では「かやくご飯」と呼び、関西以外では「炊き込みご飯」または「五目ご飯」と呼ばれます。かやくご飯のほうが、関西の味付けなので、仕上がりは薄口の傾向があります。

「五目」は、関西の一部、とくに京都ではゴミやほかす(捨てる)意味があります。ゴミ箱を五目入れと読んだりするそうですよ。そのため、関東では五目ご飯とよばれる炊き込みご飯が、関西地方では、かやくご飯という呼び方が主流になっているんですね。

ちなみに、混ぜご飯と炊き込みご飯の違いは、具を混ぜるタイミングにあります。混ぜご飯は、炊いた白米に具を混ぜ合わせ、炊き込みご飯はお米と一緒に具材を炊き上げます。色々な種類がありますね。
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かやくご飯の人気レシピ

1.かやくご飯

スタンダードなかやくご飯です。具材と出汁、調味料を鍋に投入して火にかけます。この煮汁を使ってお米を炊くのですが、足りない分は水を足します。具材ものせて、炊飯器で炊けば完成です。油揚げや人参、ゴボウ、しいたけなど具沢山で彩りもキレイなかやくご飯です。

2.里芋入りかやくご飯

里芋を使ったかやくご飯です。里芋が入ることでモチっとするので、もち米を使ったような食感も感じられますね。作り方は一般的なかやくご飯と同じで、先に鍋で具材を煮ておき、お米と一緒に炊き上げます。最後に加えるさやいんげんで、彩りと食感がとてもよくなります。お肉も入った、満足度の高いかやくご飯です。

3.土鍋で大阪の郷土料理「かやく御飯」

鶏モモ肉と油揚げ、しいたけなどが入った具沢山のかやくご飯です。土鍋で炊くご飯は炊飯器で炊いたご飯とはまた違った風味が感じられ格別ですよね。こちらのレシピは、生の食材をご飯の上に乗せて炊き上げます。野菜やお肉から出た旨味と出汁を吸ったご飯は、とてもおいしい仕上がりになるはずですよ。鍋の底にできるおこげは、土鍋で炊いたご飯ならではですよね。

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