ライター : suncatch

食生活アドバイザー / パンシェルジュプロフェッショナル(2級)

チャーシューの作り方をマスター!

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ジューシーなお肉と甘辛ダレがたまらなくおいしい「チャーシュー」。ラーメン店や中華料理屋さんが、味を競い合う人気メニューです。そんなチャーシューを手作りして、思う存分味わってみたいと思いませんか? 今回は、チャーシューの簡単な作り方とコツをお教えします。タレがおいしく、しっと柔らかく仕上がりますよ。アレンジレシピ、冷凍保存のしかたや、残ったやタレの活用法まで詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

タレがポイント◎ チャーシューのレシピ

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お鍋を使って煮る、基本の豚チャーシューを作ってみましょう。今回は、赤身と脂身のバランスがよい豚肩ロース、コクがありお肉を柔らかくするはちみつを使います。 しっとり柔らかで旨味たっぷり仕上げる秘密はタレ、調味料の比率と加える順番がポイントです。煮物料理の基本、調味料の「さしすせそ」にならって、時間差で調味料を加えていきます。 基本をマスターして、お好みの味や好きなお肉の部位でアレンジをお楽しみくださいね。

材料(作りやすい分量)

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・豚肩ロース肉  500g ・はちみつ    大さじ3 ・酒       100ml ・水       100ml ・醤油      大さじ6 ・にんにく    1片 ・生姜      1片 ・ネギの青い部分 1本分

作り方

1. 豚肩ロース肉の全面をフォークで刺します。

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2. お肉をバットの上にのせ、はちみつを肉の全面に塗り、20分そのままにしておきます。バットについたはちみつは、捨てずに置いておきましょう。

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3. 中火のフライパンで、表面にさっと焼き色を付けます。焦げやすいので注意しましょう。

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4. お肉を置いていたバットに、酒と水を入れてはちみつを溶き、鍋に流し入れます。お肉、スライスしたにんにく、生姜とネギを加え、お肉が浸るまで水(分量外)を加えます。沸騰するまで、中火で煮ます。

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5. おたまでアクを取り除き、醤油を加えて弱火にします。

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6. 落し蓋をして、途中肉を裏返しながら30分煮ます。(落し蓋がない場合は、クッキングペーパーを円形に切り、数か所穴をあけて代用できます。)

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7. 煮汁が半量~1/3になれば完成です。そのまま蓋をして2〜3時間冷まします。途中、お肉を裏返してタレをからめます。

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8. 好きな厚さにカットして、いただきましょう。煮汁はこして、濃度が薄い場合はフライパンで煮詰めて使います。

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とろとろチャーシューに仕上げるコツ

使うのは肩ロースがおすすめ!

赤身と脂身のバランスが良く濃厚な味の「肩ロース」は、チャーシューを作るのに最適。子供から年配の方まで、みんなが好きな味に仕上がります。 こってり派ならバラ肉、あっさりとヘルシー派ならもも肉を使うのがおすすめです。アレンジ料理に使う場合は、メニューによって「あっさり」「こってり」を使い分けると良いでしょう。

フォークでたくさん穴をあける

お肉の下処理に、フォークで何度も刺してたくさん穴をあけましょう。このひと手間で、お肉を柔らかく仕上がりますよ。特にロース肉やもも肉など赤身の場合は、できあがりの食感に違いが出ます。 お肉は加熱すると縮む性質がありますが、フォークを刺して繊維を断ち切ることで、縮みを抑えて食感も見た目もよくなるのです。また、はちみつもしっかり染み込むので、さらに柔らかになりますよ。

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