ライター : ☆ゴン

すき焼きに合う肉の特徴は?この記事のまとめ

  1. すき焼きにおすすめの部位は、「肩ロース」「バラ肉」「リブロース」「もも」の4種類
  2. パック入りの肉を選ぶ際は、赤身→色鮮やか、脂肪→白く輝いているものがおすすめ
  3. すき焼きで食べる肉の量の目安はひとり分で150〜200g

すき焼きに合うのはどこの部位?特徴と味わい

一般的に、すき焼きにはほどよくサシの入った霜降り肉が適しているとされています。薄切り肉は火が通りやすいため、脂肪の少ない赤身肉よりも、やわらかく仕上がりやすく、硬くなりにくいのが特徴です。とはいえ、肉の好みは人それぞれ。歯ごたえのある赤身肉が好きな方は、それを選んでももちろん問題ありません。

すき焼きにおすすめの部位は、「肩ロース」「バラ肉」「リブロース」「もも」の4種類です。それぞれの特徴をご紹介します。

肩ロースの特徴

牛の肩やももの赤身肉は硬い肉質で、よくカレーやシチュー用として販売されていますね。名前に同じ肩がついていても、肩ロースは大きなロース部位の先端部分。

そのため肉質がやわらかく、適度に脂肪がのっています。やや筋が多いものの、すき焼きやしゃぶしゃぶの薄切りのほか、少し厚めに切る焼肉などに適した部位です。

バラ肉の特徴

バラ肉とは、あばら骨(肋骨)まわりにある肉のことで、焼肉のカルビでおなじみの部位です。牛の呼吸で常に動いているため繊維質や筋が多く、肉質もきめが粗く硬いのが特徴。

しかし、脂肪が入りやすい部位であることから、濃厚な旨味を持つのが魅力です。火を通しすぎると硬くなる肉質ですが、薄切りをさっと煮る、すき焼きにはおすすめの部位だといえます。

リブロースの特徴

リブロースは、肩ロースとサーロインにはさまれた、ロースの最高部位のひとつ。

サシがきれいな霜降りのきめ細かな肉は、とろけるようなやわらかさと濃厚な旨味を持っています。ステーキはもちろんのこと、高級なすき焼きやしゃぶしゃぶにも利用される、文句なしの希少部位です。

もも肉の特徴

もも肉は、脂肪が少なく赤身が多い部位です。肉質はしっかりしていて噛みごたえがありますが、薄切りにすることでやわらかく、赤身ならではの濃い旨みを楽しめます。脂っこさが少ないため、あっさりとしたすき焼きを好む方におすすめです。

火を通しすぎると硬くなりやすいため、加熱のしすぎには注意が必要です。

牛肉を選ぶときのポイント

パック入りの肉は、赤身が色鮮やかなほど、スライスして間もないと判断できます。脂肪は白く輝いているものが加工したて。牛肉はもとは赤黒い色で、空気に触れて赤く発色するので、薄切り肉を重ねた部分の色が違っていても、それは発色していないだけなんです。

パックのなかの牛肉全体の色がくすんでいたり、茶色っぽいものは加工して時間がたっている証拠なので、避けた方が良いでしょう。
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