ブランコ(Blanco)

「Blanco(ブランコ)」は「白」という意味で、樽による熟成をおこなっていないか、熟成期間が60日以内のテキーラのことです。無色透明の見た目をしていることから「シルバー」と呼称されることも。

クセが少なくすっきりとした味わいで、飲みやすいのがメリット。価格も抑えめなので、初心者の方が試すのにうってつけです。

ホーベン(Joven)

ブランコに樽で熟成したテキーラを混ぜたり、カラメルなどで着色をしたりしたものを「Joven(ホーベン)」といいます。熟成したテキーラを加えることで、香りや旨味が増していて、口当たりがいいのが特徴。

樽の香りはするものの余韻は短めなので、初心者のほか、テキーラに慣れてきてほかの種類にトライしたい方におすすめ。ブランコに比べると少し値段が高めです。

レポサド(Reposado)

「休ませた」という意味を持つ「Reposado(レボサド)」は、樽で2ヶ月以上、1年未満熟成させたテキーラのことです。黄色い見た目をしていることから、別名は「ゴールド」。

クリアな口当たりとアガベ本来の甘みをバランスよく楽しめるのが特徴です。各ブランドからたくさんの銘柄が販売されているので、選択肢が多いのもメリット。

アネホ(Añejo)

「熟成させた」という意味を持つ「Añejo(アネホ)」。樽で1年以上、3年未満の期間熟成させたもののことで、樽由来のバニラ、はちみつのような香りがプラスされています。

豊かな香りとコクがあってまろやかな味わいが楽しめるのが特徴。しっかりとした琥珀色が美しく、グラスに注ぐときれいな見た目も堪能できます。

エクストラアネホ(Extra Añejo)

3年以上、オーク樽で熟成をおこなったものを「Extra Añejo(エクストラアネホ)」といいます。アガベの栽培~熟成まで非常に手間がかかるため、希少性が高く高級なテキーラです。

濃い色合いをしていて、上質でまろやかな味わいと芳醇な香りを楽しめます。自分へのご褒美のほか、大切な方へのプレゼントにぴったり。

自分に合ったテキーラの選び方

度数・フレーバー・味わいで選ぶ

テキーラのアルコール度数は35~55%とされていますが、一般的に流通しているもののほとんどは40%前後。ただし、銘柄によっては55%と度数が高いものもあるので、アルコールに強くない方は注意が必要です。

逆に、フレーバーや砂糖を加えたミクストテキーラは度数が控えめ。購入の際は度数や味わい、フレーバーを確認して自分好みのものを選びましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ