粉からしの特徴

粉からしは和からしの原料で、水を加えて練る前の状態。からしパウダーとも呼ばれています。そのままの状態で使うことはほとんどなく、練ってから使用するのが一般的。また、ほかの調味料を加えてソースにすることもあります。

なお、からし風味をつけたい場合に食材と一緒に漬け込む使い方もあります。

練りからしの特徴

練りからしは、粉からしをぬるま湯を加えて好みの固さに練ったもの。いわゆる和からしのことです。

近年ではチューブタイプの練りからしも販売されるようになり、粉からしを練らなくても手軽に使えるようになりました。とはいえ、からしのピリッとした刺激をより感じたい場合には、粉からしを練るほうがおすすめ。食べる直前に練ると、ツンとした香りや辛さを楽しめます。

粒マスタードの特徴

粒マスタードは、からし菜の種が原料。種をつぶさずにペースト状にするため、独特のプチプチ感が残るのが特徴です。味はマスタードと同じく、辛みはマイルドで酸味や甘みが感じられます。ホットドックをはじめさまざまな料理のソースやディップに使われます。

ハニーマスタードの特徴

ハニーマスタードはマスタードにはちみつを加え甘さをプラスしています。まろやかな辛さと甘みが特徴。料理に風味をつけたいときや、サラダのドレッシングにもおすすめです。特に肉料理と相性が良いですよ。
種類原材料製法味わい・辛さ適した料理
粉からしアブラナ科の植物とからし菜の種子種子をすりつぶしてパウダー状にするツンと鼻を抜ける辛み・調味料としてソースに加える
・漬物に加える
練りからし粉からし粉からしにぬるま湯を加え練るピリッとした強い辛さが特徴おでん、とんかつ、からしれんこんなどの和食
粒マスタードからし菜の種子からし菜の種子を潰さずペースト状にしたもの・マイルドな酸味と辛み
・粒々とした食感が特徴
料理のディップソース
ハニーマスタードマスタード、はちみつマスタードにはちみつを加え甘さを調整するまろやかな辛みと甘さが特徴・ドレッシング
・肉料理

からしとマスタードを使いこなそう!

同じような見た目のからしとマスタードですが、それぞれに合う料理や味わいの特徴があります。違いが分かったことで毎日の食卓に取り入れやすくなったのではないでしょうか。 からしでのマスタード代用アイデアも、日々のレシピで活用してみてくださいね。
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