日光を避ける

未開封の焼酎は直射日光を避けて保存しましょう。直射日光が当たってしまうと焼酎の温度が上昇することになります。極端に温度が上昇してしまうと、焼酎は劣化してしまうのです。

温度差のない場所で保存

ガスコンロのまわりなど温度差の激しい場所を避けて保存してください。日光の光だけではなく、ガスコンロのまわりはとても高温になります。やはり高温になると焼酎の品質が劣化してしまいますので、ガスコンロまわりや夏場に高温となるキッチン等は避けて保管した方がいいでしょう。

開封後の焼酎の保存方法

空気に触れさせない

開封後の焼酎はできるだけ空気に触れないように保存しましょう。蓋を開けたまま忘れてしまったりすると、劣化して風味が落ちてしまいますよ。しっかり蓋を閉めて保存することを心がけましょう。

冷蔵庫には入れない

冷蔵庫での保存はおすすめしません。なぜなら、冷蔵庫は低温になりすぎてしまうからです。高温でも低温でも温度差があるのは焼酎の劣化を招く原因となります。

ただし、温度が10度前後の野菜室であれば、日光による品質の劣化も防げるのでおすすめです。

匂いの強いものの側に置かない

焼酎はさまざまな食材などの匂いを吸収してしまう性質を持ちます。匂いの強いものの近くで保存すると焼酎に匂いが移ってしまうのです。

しっかりと蓋をしていても、ごくわずかな隙間から匂い成分が焼酎に移ってしまうので気をつけましょう。匂いの強いもののそばでは保存しないことが鉄則です。

しっかり栓をする

焼酎の蓋に使用されているのはネジ式キャップのほか、ビンの口にはめるタイプのものもあります。はめるタイプは揮発する心配があり、保存には少々のコツがいりますよ。

揮発を防ぐため、蓋をはめたあとラップを巻きつけましょう。その後、輪ゴムでしっかりと留めます。この状態で保存するのが適していますよ。また、瓶内の空気を抜くためのバキュバンを使用するのもいい方法です。

上記のように、焼酎の保存には避けるべきポイントがあります。要するに気温差があまりなく、直射日光の当たらない場所が適しているのですね。ご家庭のなかでもっとも涼しい場所を探すのがいいでしょう。

焼酎の瓶が入っていた箱があれば、この箱に入れたまま涼しい場所で保存しましょう。箱に入れておくことで温度差からも焼酎を守ってくれます。
保存状態保存方法ポイント
未開封直射日光を避けて保存する・温度上昇が劣化につながるため
温度差のない場所で保存する・ガスコンロのまわりや夏場のキッチンなどは避ける
開封後空気に触れさせない・劣化を避けるため蓋はしっかりと閉める
冷蔵庫には入れない・低温になりすぎるため冷蔵庫は避ける
・温度が10度前後の野菜室はおすすめ
匂いの強いものの側に置かない・焼酎は匂いを吸収しやすいので注意
しっかり栓をする・栓タイプはラップで巻きつけ輪ゴムでとめる
・バキュバンで瓶内の空気を抜くのもおすすめ
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