フランボワーズ

フランス語で「木いちご」のことであり、英語では「ラズベリー」と言います。製菓には各種ハーブやハチミツなども加えられたリキュールがよく使われますが、ブランデーは他の果物とも相性がよいことが特徴です。 ドイツで伝統的に作られてきたトリュフやミルクチョコレート、スポンジケーキなどには最適で、その名を冠した甘酸っぱい「フランボワーズ」は生クリーム系のケーキとは全く違う味覚の大人のスイーツです。

スリヴォヴィッツ

スモモの一種ダムソン・プラムから造られる蒸留酒で、プラム・ブランデーと呼ばれることもあります。果実から造られる蒸留酒全般を指す言葉としてバルカン半島ではラキヤ、ハンガリーではパリンカと呼び、スリヴォヴィッツはそのひとつとみなされています。 スリヴォヴィッツは中欧および東欧のスラヴ諸国が中心ですが、アメリカでも生産されています。このプラムを原材料としたブランデーは香りも強く、独特の風味があります。

バラック・パリンカ

バラック・パリンカは、杏子(あんず)を原料として作られるブランデーです。 主にオーストリア、ハンガリー他東欧諸国で作られているアプリコット・ブランデーですが、単に杏子を漬けただけのリキュールもアプリコットブランデーと呼ばれているので、購入する際は注意が必要です。製造は木樽を使わず、杏子の風味を保ったままタンクで3年間もじっと熟成を待ちます。

ブランデーの定番&おいしい飲み方

ストレート

ブランデー本来の香り、味を楽しむならストレートが、いちばんです。スニフターと呼ばれる大きめのチューリップ型のグラスにブランデーを注ぎ、グラスを手のひらで包み込むようにして持ち、軽く静かに回します。手の体温がグラスに伝わって、ブランデーの芳香が立ちのぼって来ます。口に含んだら少し時間をかけて味を確認しましょう。

ロック

夏場など暑い時期には、氷を入れた方がおいしく感じられるものです。ゆっくりとステア(かき回す)すると香りが広がります。氷の大きさは、大きなものとクラッシュしたアイスでは、感じる味わいが異なります
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