ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

野菜ソムリエが教える!パッションフルーツのおいしい食べ方

パッションフルーツは、トロピカルフルーツらしい芳醇な香りと甘酸っぱい味わいが魅力。生食するなら、ぜひスプーンで種ごとすくって食べてみましょう。まずはパッションフルーツのおいしい食べ方をご紹介します。

切り方

パッションフルーツの中には果肉が詰まっています。半分に切るのではなく、ヘタから1〜1.5cm程度のところに包丁を入れて切り落とすと、果汁がこぼれずに済みますよ。切り口にスプーンを入れてそのまま食べられます。

種は食べられる?

パッションフルーツの種は食べられます。パリパリッと食感がよいため、一般的に果肉と共にそのまま食べますが、種が口に当たり気になる場合はザルで裏ごしして果肉だけを食べるのがおすすめ。また、お好みのフルーツと種ごとミキサーにかけてジュースにしてもよいですよ。

パッションフルーツの食べごろ

パッションフルーツは、皮の色は品種によって違いがありますが、全体が深いあずき色になると熟してきた証。基本的に熟してから収穫されるフルーツなので、手に入れたらすぐに食べられますよ。ただ、皮が平たくなめらかな状態ではまだ酸味が強いです。

パッションフルーツ特有の酸味を楽しみたいときや酸っぱい味わいがお好みなら、このままいただいてOK。濃厚な甘味のある状態で味わいたいなら、皮にシワが寄り始め、甘酸っぱいフルーティな香りが強くなるまで追熟させましょう。

追熟させるなら

追熟させるときは、常温においておきます。20~25℃の室内で直射日光の当たらない冷暗所で保存しましょう。全体的にシワが寄ってきたら食べごろですよ。収穫してから1週間程度でカビが生えたり腐敗が始まったりするので、熟した状態を見極めながら追熟させてください。

パッションフルーツの保存方法

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