お箸1本で食べる文化もあるらしい!

ところてんをお箸1本で食べる人もいるそうですよ!箸は2本で使うのが一般的なので、想像もつかないですが、箸1本にところてんをひっかけてすくい上げるように食べるんだとか。 ご年配の方だと、お箸1本で食べる方も少なくないかもしれません。なぜそのような食べ方をするようになったのでしょうか?

なぜお箸1本で食べるようになったの?

これには、基本的に3つの説があると言われています。 ■諸説① 1つめは、お箸がとても高価で貴重だった時代に、とある東京のお店でお箸を揃えることができず、仕方なく1本で食べてもらうことになった、という説です。このことから、お箸1本で食べることが、江戸っ子としての粋な食べ方として広まったと言われています。 ■諸説② 2つめは、お箸2本でところてんを食べると切れてしまうから、というもの。力が入りすぎると切れてしまうため、1本だとちょうどよい力加減になり、都合がよかったと言われています。 ■諸説③ 3つ目は、ところてんは和菓子と同様、黒文字と呼ばれる楊枝で食べるため。江戸時代、高級菓子だったところてんは、楊枝で食べられていました。その楊枝が、1本の箸に置き換わったという説もあります。 どの説も面白いものばかりですよね。食べ方一つでもさまざまな歴史を持つ日本食の文化は、やはり魅力を感じます。ツウな人の食べ方として、挑戦してみるのもよいかもしれませんよ。

ところてんは洗う?洗わない?

ところてんは、スーパーでパック入りのものを買う方も多いと思いますが、食べる前に洗うか?洗わないか?ということが話題にのぼっているようです。 実際には、どちらが正解ということはありません。作る際に布などで濾して不純物を取り除いているので、衛生的には洗う必要はありません。ですが、ところてん独特の匂いが気になる場合には、水洗いしたり、水に浸しておいてから、ザルで水を切って食べるといいでしょう。

ところてんのアレンジレシピ5選

ところてんは調味料やつゆをかけて、つるっといただくことの多いものですが、アレンジ次第でさまざまな料理に使えて、おかずのひと品やデザートとしても献立に取り入れることもできます。低カロリーという点も魅力なので、ぜひ試してみてくださいね!

1. ところてん納豆

ヘルシーなところてんと栄養満点の納豆との組み合わせは女性にとてもうれしいひと品ですね!仕上げの刻みのりや、薬味のミョウガとのバランスも抜群のものとなっています。夏の暑さで食欲がない日でも、さっぱりいただけるのでオススメですよ! ところてんは水洗いして、水気を切っておきます。ミョウガを粗みじん切りにしておきましょう。材料を混ぜ合わせて器に盛り、刻みのりを散らしてできあがりです。

2. ところてんのバルサミコサラダ

見た目も涼しく、夏にはぴったりのサラダですので、食卓に並ぶと鮮やかでとてもよいですよね。ベーコンがあれば、細切りで加えるとさらにおいしくいただけますよ! ドレッシングは、オリーブオイル、、バルサミコ酢、はちみつを混ぜ合わせておけば完成です。食べる直前にドレッシングをかけてめしあがれ♪

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