ライター : とも

子育てフードライター

牛すね肉をやわらかくおいしく!

牛すね肉は、前足のすねを「前すね」、うしろ足のすねを「友すね」と呼びます。どちらも筋や腱が多く脂肪が少ないため硬いですが、ひき肉にすると筋や腱が細かくなるため、硬さが気になりません。赤身が多く、うま味がしっかり感じられるのも特徴。

また、牛すね肉はコラーゲンが多いことでも知られています。煮込むことでやわらかなり、とろけるような食感を楽しめますよ。(※1)

やわらかくするポイントは?

牛すね肉をやわらかくするポイントは、弱火でじっくり煮込むこと。牛すねに含まれるコラーゲンは、75~85℃でゼラチン化します。筋や腱をつないでいるコラーゲンが加熱することでほぐれ、肉自体がやわらかくなりますよ。

また、厚手の鍋で煮込むのもポイント。保温性や熱伝導率が高く、熱が鍋全体に均一に伝わるため、やわらかく仕上がります。(※1)

牛すね肉をホロホロに!煮込みレシピ6選

1. お客さまにも出せる圧力鍋の時短煮込み

圧力鍋を使えば、時短でおいしい煮込みを作ることができます。煮込む前に圧力鍋で牛すね肉を焼くため、洗い物が少なく済みますよ。野菜をたっぷり入れる煮込みは、お客さまがいらしたときにもおすすめです。

2. 牛すね肉の和風煮込み

黒酢としょうゆを使う和風煮込みです。加圧時間10分で作れるのがポイント。短時間で作るとは思えないほど、とろけるような食感です。仕上げに入れるバターでコクをプラスしましょう。やわらかな牛すね肉とこっくりとした味わいでごはんが進みますよ。

3. 赤ワインとトマトのステーキ風煮込み

牛すね肉を大きめにカットする、ステーキ風のレシピです。水を加えず、ホールトマト缶と赤ワインで煮込むため、うま味がぎゅっと詰まった味わいに。コトコトゆっくり煮込んで、ほどけるようなやわらかさを堪能してくださいね。

4. 牛すね肉と大根のピリ辛煮込み

豆板醤でピリリと辛味を効かせるひと品はいかがでしょうか?牛すね肉は焼き目をつけてから熱湯をかけるひと手間で、さっぱり食べられますよ。とろみをつける煮汁は、牛すね肉や大根だけでなく生野菜とも好相性。肉も野菜も食べたい日におすすめです。

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