1. 重曹を入れる

酸っぱいぬか漬けができるとき、ぬか床は乳酸菌によって酸性になっています。なので、弱アルカリ性の重曹(お料理用)をいれることで、中和してくれます。
分量と方法 小さじ1杯を加えるだけです。入れすぎると腐敗してしまう可能性があるため、小さじ1杯から始め、味をみながら調整しましょう。

2. 酸味調整辛子ぬかを入れる

酸味調整辛子ぬかを加えてかき混ぜます。この時、野菜は一度全て取り出してくださいね。辛子には、すっぱさの原因となる乳酸菌の繁殖を抑えてくれる働きがあるそうですよ。
分量と方法 1. ぬか床の野菜は取り出す。 2. 大さじ一杯を加え、1日2回ほどかき混ぜる。 2〜3日はぬか床を休ませるために、野菜を漬けることは控えましょう。

3. 日本酒・ビールを入れる

日本酒やビールなどのアルコール類を加えることによって、すっぱさを緩和することができます。ただしアルコールなら何でもいいというわけではなく、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は逆効果になりかねないので、日本酒などの醸造酒を加えるようにしましょう。 また、入れすぎると酒臭くなってしまいますので、量を調整しながら少しずつ加えてみてくださいね。
分量と方法 1. 日本酒または、ビールを100cc入れる。 2. ぬか床の硬さを保つために、ぬかを足す。

4. ぬか床を休ませる

上記の色んな方法を試してはみたものの、それでもやはり酸っぱいという方は、ぬか床を一度休ませてあげてみてください。なるべく涼しいところにおいて、野菜を入れずに数日間かき混ぜてあげるだけですっぱさがリセットされることもあるようですよ。

酸っぱいぬか漬けとはもうサヨウナラ!

自分でぬか床を漬けるのは管理も大変なのでなかなか手が伸びない方もいらっしゃると思いますが、近年は簡単にぬか床を始められるキットも売られているので、これを機に始めてみてもいいかもしれません。 毎日かき混ぜて空気にふれさせる必要があるので手間はかかりますが、ご自宅でお好みの野菜を漬ける楽しみも増えますよ。初めはうまく漬けられないかもしれませんが、試行錯誤しながらぬか床を成長させていくのも醍醐味の一つです。
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