唐辛子は付け根の部位が辛い

鷹の爪で一番辛く感じるのは、種子を付けるワタのような部分。種自体は実はさほど辛くないといいます。辛くなりすぎるのが心配な場合は、鷹の爪を切ってワタごと種も取り除くとよいですよ。

使い方の違いは?

鷹の爪の辛味を引き出したい時は、油でじっくりと炒めるのがおすすめです。鷹の爪の辛み成分は、水よりも油に溶けやすい性質をしています。この特徴を生かして、鷹の爪はペペロンチーノ、麻婆豆腐など油で鷹の爪を炒める料理に利用されることが多いですね。 一味や七味唐辛子は、うどんや蕎麦などの薬味として使われるのが定番ですね。その他、焼き鳥やおでんなど、料理の味付けのメインになるわけではなく、こしょうや山椒同様、お好みで使うことが多いでしょう。

いろいろな唐辛子の種類8つ

日本だけでなく、唐辛子は世界にもたくさんあります。どんな唐辛子があるか、それぞれの特徴と辛さがわかりますよ。唐辛子の辛さの度合いを知りたい場合は「スコヴィル」という単位が参考になります。 スコヴィル値が高い順に10種類ご紹介します。食べたことのある唐辛子はありますか?ちなみに、鷹の爪は4万から5万スコヴィル値。

1. キャロライナ・リーパー

キャロライナ・リーパーは、2012年にギネスに登録され世界一辛い唐辛子と言われています。そのスコヴィル値は300万を超。私たちが食べる鷹の爪の60倍以上です。
料理に少量入れるだけで、痛みを感じるほど辛いそう。防護服無しでは調理ができないほどの刺激。

2. トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー

キャロライナ・リーパーがギネスに登録されるまでは世界1位だったトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー。
スコヴィル値は約150万。1位のキャロライナ・リーパーと比べると半分以下の数値ですが、鷹の爪が4~5万あたりであることを考えるとかなりの刺激が想像できます。

3. ナーガ・ヴァイパー

スコヴィル値、約138万のナーガ・ヴァイパー。ナーガモリッチ、ブートジョロキア、トリニダードスコーピオンという唐辛子3種を交配したものです。
上でご紹介したトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー以前の世界一辛い唐辛子です。
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