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女性にはうれしい美肌効果
ビタミンB2は、皮膚や粘膜を保護してくれる働きやお肌の代謝を助けてくれる働きもあります。そして、コウジ酸はシミの原因となるメラニン生成を抑えてくれる働きをします。ほかにも、ビタミンB群が豊富に含まれているので保湿効果もあるのです。
麹菌は、新陳代謝とコラーゲンの生成を促し、健康的な肌に導いてくれる、女性の強い味方なのです。麹菌はほかにもリラックス効果があったりと、体にうれしい効果がたくさん。昔から日本人はこのような健康美容効果を実感し、食に取り入れていたのですね。
衝撃!なんと日本の国草は、あの「大麻」
国花が桜ということもあり、国草もさぞかし綺麗なものだろうと思いきや「え!大麻?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。実は戦前までの日本では大麻の栽培は当たり前であり、広く親しまれていた植物なのです。
もちろん吸引することが目的ではありません。国草に認められるほど日本人に必要不可欠であった大麻、ではかつての日本人はどのように大麻と共存していたのでしょうか。
麻は日本人にとって生活必需品だった
かつては、赤ちゃんが生まれるときのへその緒は麻糸で切ったり、「麻のように丈夫にすくすく育つように」と子供に麻の葉模様の着物を着せていたと言われてます。また、結婚式では夫婦が末永く仲良く幸せであることを願って、夫婦の髪を麻糸で結ぶ儀式が行なわれていたそうです。
日常生活の中では、衣服や下駄に麻が使われていたり、家の壁や天井に大麻の茎が使用されていました。また、畳も麻糸で作ることができましたし、夏は蚊帳(かや)を麻糸で編んで快適に寝られる工夫がされていたのです。
そして、伊勢神宮のお札のことを「神宮大麻」と言ったり、大麻とは天照大神(あまてらすおおみかみ)の御印とされているなど、古くから信仰にも深い結びつきがあったようです。
生活の中にも、そして信仰や縁起物としても大麻は大昔から日本人にとって生活必需品だったのですね。
国菌「麹菌」は身近なところにあった!
国菌「麹菌」について、いかがでしたか。
日本人の和食離れが問題になったりもしましたが、日本の調味料のほとんどのもととなっている麹、私たちが口にしない日の方が実は少ないのではないでしょうか。塩麹や甘酒のブームがあったように、いつの時代も私たち日本人にとって麹は切っても切れない存在のようですね。
和食をおいしくしてくれて、しかも私たちの健康や美容に一役買ってくれる麹菌に、日々感謝しながら、楽しく食卓を囲みたいですね。
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