ライター : shinnoyuki

管理栄養士

料理に自信はありますか?

皆さんは自分の料理に自信がありますか?自分の作る料理がおいしく食べてもらえるか心配という人も多いと思います。そんな人は、自分は料理が下手だからとおいしく作ることを諦めてはいませんか? 実は、料理が下手な人には共通する原因があるのです。今回は、どうしても料理がいまいちになってしまう人の特徴をご紹介していくとともに、その対処法、また料理が下手な人が料理すること自体を好きになれるおすすめのキッチンツールをご紹介します。 料理に自信がある・ないに関わらず、料理が上手になりたい人は必見です。頑張って苦手な料理を克服しましょう!

料理下手な人の特徴

基本を守らない

料理下手な人の特徴として、基本を無視するということがあげられます。 レシピ本などを見てみると、事細かに分量が記載されていますよね。砂糖は小さじ1杯だとか醤油は大さじ1杯だとか。このような分量を守ることは料理を上手く作ることの基本です。しかし、料理下手な人はこの分量をきっちりと守ることをしません。レシピ本などに記載されてる分量は、理由があって決められています。分そこを適当にしてしまうと、おいしい料理はできません。 また、料理が下手な人は、本に書いている基本のレシピも自己流で勝手にアレンジします。たとえば、レシピ本にはにんじんって書いてあるけど、にんじんは嫌いだからジャガイモに変更した、などです。レシピ本に書いてあることをしっかりと守ることは料理の基本です。分量を測定せずに適当に作ったり、レシピにある材料を勝手にアレンジしたりするとおいしい料理はできません。

下処理や細かい作業は適当にする

料理が下手な人の特徴として、下処理や細かい作業が適当なことがあげられます。例をあげるなら、下処理や細かい作業がおいしい料理を作るために重要な食材にたけのこがあります。たけのこには、シュウ酸などのえぐみの原因になる成分が含まれており、なんの処理もせずに調理してしまうと、味に影響し、おいしくなくなります。 ですが、米ぬかなどを使用して丁寧にあく抜きをすることで非常においしく食べることができるようになります。このように、一見重要でなさそうなあく抜きなどの作業でも、味には大きく影響します。料理が下手な人はこのような作業を重要視していない傾向にあるのです。

料理の途中で味見をしない

味見は、おいしい料理を作るためには欠かすことのできない工程です。料理の最後で味見をすることは当然ですが、料理の途中で味見をしないと最後まで間違いに気づかず、気づいたときには手遅れになってしまいます。 たとえば、料理の途中で味見をして、塩辛くなってしまっていれば水分量の多い野菜を追加したりなどの応急処置をすることができますが、料理の最後まで味見しないと失敗を取り返すこともできません。料理の途中でしっかりと味見をすることは、おいしい料理を作るためには必要です。

火加減を適当にする

火加減が適当で、生焼けになってしまったり、逆に焼きすぎてしまったりするのも料理が下手な人の特徴です。生で食べることができる野菜などであれば生焼けであっても問題がないかもしれませんが、中までしっかりと火を通すことが必要な鶏肉などの場合は生焼けでは食中毒の危険などもあり、味以前の問題です。 鶏肉を調理する際に火加減が適当であれば、中は生焼けだけど表面は焦げているなんてことにもなります。レシピ本には火加減についてもしっかりと記載されていますので、しっかりと守るようにしましょう。
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