ライター : SATTO

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「ダシダ」を知っている?

Photo by macaroni

みなさん「ダシダ」という言葉は聞いたことがありますか?聞いたことはあるけれども使ったことはないという方のために、ダシダについて解説していきます。

「다시다(ダシダ)」とは、日本でいうだしの素だと考えてよいです。和食には和風だし、中華料理には中華だし、洋食にはコンソメやブイヨンを使いますよね。同じように韓国料理に欠かせない調味料がダシダです。

ダシダは、スープを作る際の「だし」としても使えますが、チャーハンや炒め物などの味付けにも使えます。ダシダがあるだけで料理の幅が広がるので、家庭に常備しておきたい万能調味料のひとつです。

そもそも「ダシダ」とは?

1975年、韓国の食品メーカーCJが「オモニ(お母さん)の味」として、牛肉ダシダの販売を開始しました。じっくりと煮込んだ牛肉のエキスに、玉ねぎやにんにくなどを配合し作られる、粉末状の調味料です。牛肉の旨味やコクを表現できる万能調味料として、ダシダは韓国中に広まり、今では韓国の家庭の8割が使用している基本調味料となりました。

牛肉以外にも「ダシダ」がある!

日本でダシダといえば一般的に「牛肉ダシダ」のことをいいますが、ほかにも「いりこダシダ」、「あさりダシダ」もあります。どちらもスープや麺類などを作る際に用いる調味料。日本のスーパーではあまり見かけませんが、通販だと購入しやすいのでぜひ試してみてください。

名前の意味は?

「ダシダ」とは「ツバを飲み込むほどおいしい」という意味で、韓国の俗語を名称に使ったことからも話題となった商品です。日本でもじわじわと愛用者が増え続け、チャーハンや炒め物、鍋料理など、さまざまな料理との相性がよいと人気を集めています。

本場韓国の味を再現!ダシダの活用レシピ10選

1. モチモチ食感がクセになる。チヂミ

細切りにしたじゃがいもとキャベツ、ハムをたっぷりと使ったチヂミは、表面のカリッとした食感とじゃがいものホクホク感が楽しめます。味付けはダシダと塩だけなので、レシピのたれ以外に、ポン酢しょうゆやマヨネーズ×ケチャップもおすすめ。

2. アツアツを召し上がれ。ビビンバ

牛肉に下味をしっかり揉み込むことで、やわらかな食感と豊かな風味を引き出します。もやし、ほうれん草、にんじんのナムルは、ごま油とにんにくの香りが食欲をそそるトッピングに。ダシダが味のベースとなって、箸がとまらなくなること間違いなし!
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