カニ好き必見!知っておきたい「毛ガニ」の旬&おいしい個体の選び方

カニのなかでも人気の高い毛ガニ。どうせなら旬の時期によりおいしくいただきたいですよね。でも、毛ガニの旬っていつでしょう?今回は毛ガニをおいしく食べられる時期から、よりおいしいカニの選び方もご紹介!今年はもっと毛ガニを楽しみましょう♪

毛ガニの旬や産地

なんとなくイメージでは冬が旬のような気がしますが、実は毛ガニはオールシーズンどこかしらで水揚げされているんです。

春はオホーツク海側、夏は北海道南西、秋は釧路や根室沿岸、冬は日高沿岸や岩手県で収穫されています。つまり、毛ガニにはこれといった旬がありません。おいしい毛ガニをいただくのなら、季節と産地を確認すれば間違いないというわけです。

毛ガニの毛ってなんなの?

タラバガニやズワイガニなど、カニにはいろいろな種類がありますが、なぜ毛ガニにだけ毛が生えているのでしょうか。

学術的にははっきりと分かっていないようですが、毛の動きで水の流れを感じ取り、外敵などの接近を瞬時に察知するためと言われています。触覚のような働きをしているということでしょうか。ほかのカニにはないのに、毛ガニにだけ毛が生えているのは、毛ガニの甲羅がほかのカニに比べて柔らかいからのようです。敵から攻撃を受けたときに致命傷になりやすいので、身を守るために毛が必要だということですね。

ちなみに毛ガニは英語で「Hair Crab(ヘアー クラブ)」と言うそうです。そのまんまですね。

「若がに」と「堅がに」の違い

「毛ガニ」とひと口で言っても、「若がに」と「堅がに」といったランクがあることは、あまり知られていないようです。よりおいしい毛ガニを見極めるために、まずは毛ガニのランクを知っておきましょう。

毛ガニは一年を通し、何度か脱皮を繰り返します。そして脱皮直後のカニを「若がに」と言います。脱皮したての若がには、体力を使い果たし身も痩せてしまっています。中のミソも水っぽく、一般的には品質が落ちるとされているのです。

一方「堅がに」は、脱皮を繰り返し、次の脱皮の直前の状態、つまり、脱皮をするために栄養を十分蓄えた状態というわけです。この「堅がに」が最上級とされていて、俗に言う高級品とされています。身のしまり具合や、ミソの風味が格別で、贈答品として使われることが多いです。

ちなみに通の間では、あえて「若がに」を好んで購入する方もいらっしゃるそうです。なんでも、価格が安く、身が甘いという理由からだとか。

若がには春先に、堅がには冬場に獲れます。身が少なくても甘みのあるものがお好きな方は春に、身がたっぷりとついていてミソも絶品のものがお好みでしたら冬に購入すると良いでしょう。

「老がに」にご用心

若がに、堅がに、どちらにも言えることですが、毛ガニ全般として重さが400g~600g、甲羅の直径が10cm前後のものが特においしいとされています。それ以上大きくなってしまったものは「老がに」と呼ばれ、味が落ちると言われているのです。

大きいほうが身がたっぷりと詰まっていそうなので、うっかり選んでしまいがちですが、大きさに惑わされてはいけません。慎重に選んでくださいね。

冷凍の毛ガニ、おいしい食べ方は?

毛ガニをおいしくいただくには、旬の時期に直接産地に行って、獲れたてのものを食べるのが一番ですよね。しかし、なかなか獲れたてのものをいただく機会なんて、ないかと思います。

どちらかといえば、冷凍の毛ガニのほうが入手しやすかったりしますよね。お歳暮などでいただく毛ガニも、たいてい冷凍されていることが多いです。そこで、冷凍の毛ガニをおいしくいただくために、正しい解凍方法と食べ方を学んでおきましょう。

1.ラップなどで包む

まずはカニをラップかキッチンペーパーで包みます。さらにビニール袋に入れることで、乾燥を防ぐことができます。

袋から水分が漏れる可能性がありますので、深めの受け皿にのせておくとベストです。皿の上にのせる際には、甲羅を下、お腹を上にして置くことが肝心です。お腹を下にしてしまうと、中に詰まっているミソが流れ出てしまいます。

2.自然解凍する

次にカニを冷蔵庫に入れ、36~48時間かけてゆっくりと解凍してください。くれぐれも電子レンジの解凍機能は使わないこと!どうしても急いでいるときは、常温で4~6時間かけて解凍してください。ただし暖房の効いた暖かいお部屋での解凍は厳禁です。解凍したものを再冷凍することも、御法度です。

3.茹でる

解凍が済んだカニは、旨みを逃さぬようにさっと茹でてしまいましょう。たっぷりの水と少量の塩を入れた鍋を火にかけます。沸騰したら、カニの甲羅を下にして鍋の中へ入れてください。再沸騰してから15~20分。茹で上がったら軽く水洗いをして完了です。

毛ガニが食べたくなってきた?

下処理の仕方などがよく分からなくて敬遠していた毛ガニも、今日からはお手の物になったのではないでしょうか?

これからの季節、お歳暮などでいただいたり、魚屋さんでおいしそうな毛ガニを目にすることもあるかと思います。そんなときは、そのまま食べるも良し、鍋に入れるも良し、一番おいしい方法で、毛ガニの味を十分にご堪能ください。

魚屋さんに行ったら、毛ガニの産地や大きさ、値段を見比べてみるのも楽しいですよ。
▼カニを使った贅沢レシピも、たまにはあり♪

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pomipomi

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