ライター : araiguma

秋はやっぱりとろろ

秋はいろんな食材が熟れ、おいしい季節です。お芋さんも秋の味覚のひとつです。長芋や山芋は、焼いたり煮たりしてもおいしいですが、削って食べる「とろろ」も格別ですよね。特に、とろろにして食べる芋のことをとろろ芋呼んでいます。サラッとして食べやすく、とろろご飯や、とろろ汁、とろろ吸物、お蕎麦やお豆腐にかけて食べるなど、ほかの食材との組み合わせもバッチリです。 とろろには「整腸作用」「強壮作用」「糖尿病予防」「ダイエット」に効果があるとされていて、おいしいだけでなく健康にもとってもよいのです。特に、抗酸化作用とカプサイシンが含まれており、脂肪燃焼にも効果がありますよ。この夏、おいしいものを食べ過ぎちゃって夏太りしてしまった方は、とろろを食べて健康に痩せましょう! 歴史を振り返ると、日本でとろろが食べられるようになったのは1600年ごろ。丁子屋(ちょうじや)さんが元祖とろろ汁と言われています。自然薯に特性のお味噌汁、たまごで作る、江戸時代から変わらない素朴な味だそうです。なんと、とろろには400年の歴史があるのですね。 いろんな食材と合うとろろですが、とろろを使ったグラタンが今人気なんです。今回はそんな「とろろグラタン」の作り方とアイデア、さらに、とろろを使ったレシピも紹介します。

とろろで作るグラタンが人気上昇中!

今人気を博しているとろろの意外料理とは「とろろグラタン」。ねばっとしたとろろとグラタン⁉︎ 想像がつかないですよね。実はその粘り気が合うんです!牛乳を使わないので、牛乳が苦手なお子さんでも安心して食べられますね。「とろろをそのまま食べるのが苦手」という方にも、ぜひ一度試していただきたいひと品です。 それではさっそく、気になる作り方を見てみましょう。

とろろグラタンの作り方

和風とろろグラタン

まず、ネギを2~3cmに切ったらサラダ油を全体にまぶし、焼き色をつけるように炒めます。次に、長芋と味噌と卵を混ぜてとろろソースを作り、この中に炒めたネギとベーコンを入れシメジも加えます。耐熱容器の中に生地を入れたら、上面にパン粉をまぶし、250度のオーブンで焼きあげれば完成です。 ヘルシーなネギと長芋を使用しているので、いくら食べても胃もたれしませんよ。ビールやワインなどお酒のつまみにもぴったりなグラタンです。

「とろろグラタン」レシピアイデアまとめ

野菜たっぷりとろろグラタン

ブロッコリー、しめじ、ミニトマトが具材のとろろグラタンです。マヨネーズとチーズの風味豊かなとろろソースで、野菜がたっぷりと食べられますよ。

アボカドと鶏ハムのとろろグラタン

こちらは、アボカドと鶏ハムを入れたとろろグラタンです。とろっと溶けたアボカドがこっくりとした味わいでやみつきになりそう。スキレットに作ってバゲットを添えれば、おしゃれなひと品の完成です。

明太子と豆腐のとろろグラタン

こちらは絹豆腐と明太子にとろろをかけて焼いたグラタンです。さっぱりとしたお豆腐に、鶏がらスープ味のとろろとピリ辛明太子が絶妙なおいしさ。明太子と相性のよいチーズのトッピングもお忘れなく♪

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