ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

手作りえびしんじょうが驚きの手軽さで!

海老の旨みが口に広がる、上品なえびしんじょう。作るには、白身魚や山芋を擦り下ろして練る必要があり、ちょっと手間のかかる一品です。 でも、はんぺんを材料に使えばとっても簡単! はんぺんには魚介の旨みが凝縮されているので、味付け不要でとっても手軽なのに本格的に仕上がります。 ビニール袋を使えば、手を汚すことなくスピーディに作れます。仕上げは、フライパンで焼くだけ! ふわふわと軽いはんぺんの食感に、海老のプリプリ感がたまりません。 出来立ては外側がカリッと香ばしく、冷めても味が落ち着いて美味しいですよ。

『ふわふわプリプリえびしんじょう』の作り方

材料(手乗りサイズ10個分)

冷凍むきえび 200g(15尾ほど) はんぺん 1枚 卵 S1玉 刻みネギ 15cm分 片栗粉 大さじ2 塩胡椒 少々 サラダ油 少々

作り方

①海老は流水解凍し、背わたを取ってぶつ切りにする。
海老の食感を楽しむために、あまり細かく切り過ぎないようにするのがポイントです。
②はんぺんをビニール袋に入れ、外側から揉んで細かくつぶす。
③はんぺんに卵、海老、片栗粉、刻みネギ、塩胡椒を加えてよく混ぜる。
ビニールに直入れしても良いですし、写真のようにボウルに移して混ぜても。 混ぜやすい方法で作りましょう。
④手のひらに生地を取り、団子状に丸める。
火が通りやすいよう、丸めた後に軽く手のひらで押して平たくしましょう。
⑤フライパンに少量のサラダ油熱し、団子を並べて中火で焼く。
フライパンを軽く揺すると、団子が鍋底にくっつきません。
⑥こんがり焼いたらひっくり返し、反対側も焼いて火を通す。
火力は焼色を見て調整しましょう。 厚みがあり中まで火が通らない場合は、蓋をして軽く蒸しましょう。

ぜひ焼きたてを召し上がれ!

焼きたてはカリカリ、ふわふわでとっても美味しいですよ。 ぶつ切りした海老がぷりっとして、噛めば噛むほど海老の良い香りが広がります。 はんぺんと海老の香りが香ばしく、ほんの少しの塩胡椒だけで十分、奥行きのある味わいに。 すっきりとした味のお酒と愛称が良いので、焼酎や日本酒がおすすめです。 ちょっとしっかりとした味で食べたい場合は、マヨネーズや七味をつけるとビールとの相性も◎ですよ!
▼はんぺんでふわふわなレシピはこちらも!

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