ライター : sakura

アレンジ自在な「白菜」

白菜の旬は11月~2月で、霜で地面が凍ってきた頃には甘さもアップして、食べやすくなるといわれています。クセのない淡白な味はほかの食材とよく合い、いろいろなお料理に利用できますよね。 そんな白菜ですが、90%以上が水分でできていることをご存じでしょうか。ここでは、その水分を生かし、水を入れない、おいしいシチューの作り方を紹介いたします。

水なしで簡単♪ 白菜シチューのレシピ

白菜はゆっくりと火を通すことで、驚くほどの水分が出ます。そうするとかさが減るので、大きな白菜も簡単に食べ切れるんですよ。今回のレシピでは水を使わないので材料の旨みが凝縮され、とてもおいしく仕上がります。

材料(4人分)

・白菜     1/2玉 ・市販のルー  1/2箱 ・鶏むね肉   1枚(200g) ・牛乳     400cc ・にんじん   1/2本 ・ブロッコリー 1/2房

作り方

1. ざく切り白菜を鍋に敷き詰め、適当な大きさに切った鶏肉、にんじんを入れて、フタをして弱火でコトコト1時間ほど煮ます。ブロッコリーは、あらかじめ茹でておきましょう。 2. 一旦火を止め、ルーと牛乳を入れて、とろみがつくまで再び火にかけ、ブロッコリーを加えて混ぜ合わせたらできあがりです。(白菜1玉分が吐き出す水分は、市販のルー1箱分に相当します。白菜が半分であれば、ルーも半分にしてくださいね。) 白菜の水分を十分に利用するためには、とにかく弱火でコトコト煮ることが重要です!

白菜をくたくたにしすぎないコツ

栄養と旨みを逃がさないために、ザクザクとなるべく大きく切ります。水でグラグラと煮てしまうのはNGです。フタをして蒸すように、ゆっくり時間をかけて煮るとよいでしょう。

白菜シチューと合わせたい具材

白菜は淡白な味わいなので、基本的にはどんな食材でも合います。なかでも今回使用した鶏肉や、旨みとコクのあるベーコン、しっとりとしたなど、食べ応えがプラスできるような食材がおすすめです!

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