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ウイスキーボンボンの基本レシピ
調理時間
55分
*冷やし固める時間は除く
ウイスキーのシロップをチョコレートで包む、ウイスキーボンボンの基本レシピです。チョコレートを溶かして固めるとき、一般的にテンパリングが必要ですが、パータグラッセを混ぜると、比較的扱いやすくなります。ウイスキーの代わりに、ブランデーやリキュールなどでもアレンジは可能ですよ。
材料(約30個分)
コツ・ポイント
- チョコレートはとてもデリケートで、水分を嫌う食材です。チョコレートを溶かすときは、水分や湯気が入らないよう、湯せんの鍋よりも大きいボウルを使いましょう。必ず温度を守って、溶かしてください。
- パータグラッセを使わずチョコレートのみで作る場合は、必ずテンパリング(温度調整)してから型に流しましょう。
下準備
・チョコレートやパータグラッセは、細かく刻む
・お好みでチョコレートの型に、ごく薄くカカオバター(またはバター、サラダ油でも可。分量外)を塗る
作り方
1.チョコレートを溶かす
Photo by Raico
チョコレートとパータグラッセは、それぞれ2/3量をボウルに入れて、50~60℃のお湯で湯せんにかけます。チョコレートの温度の目安は40℃で、なめらかになるまで溶かします。
2.チョコレートを型に流す
Photo by Raico
1を絞り袋に入れ、チョコレートの型に1個ずつ流し入れます。型を1cmほど持ち上げてトントンと落とし、気泡をしっかりと抜きます。
Photo by Raico
少し置いたら型を傾けて、チョコレートの固まり具合をチェックします。少し膜が張ったように固まってきたら、クッキングシートやOPPシートを敷いた台の上に、型を手で持って逆さにします。軽く棒で叩き、余分なチョコレートを下に落とします。
Photo by Raico
そのままチョコレートの型を手で持って、乾かします。
チョコレートが少し固まってきたら、型のまわりに付いた余分なチョコレートを、スケッパーやジャイアントパレットなどではがします。チョコレートがやわらかすぎるとうまく削れませんが、固すぎるとチョコレートが割れるので注意しましょう。
下に落とした余分なチョコレートは、あとで使うため取っておきます。
Photo by Raico
冷蔵庫に15分ほど入れるか涼しい場所に置き、完全に冷やし固めます。
3.ウイスキーシロップを作り、流し入れる
Photo by Raico
耐熱容器に水あめを入れ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで20秒加熱します。
Photo by Raico
ウイスキーを少しずつ加え、よく混ぜ合わせます。27℃以下に冷まします。
Photo by Raico
スポイトやティースプーンを使い、2の7~8分目程度まで流し入れます。冷蔵庫に入れて、10分ほど冷やします。
4.チョコレートを板状に伸ばしてふたをする
Photo by Raico
取っておいた1/3量チョコレートとパータグラッセ、2で残ったチョコレートをボウルに入れて湯せんにかけ、1と同様に溶かします。
Photo by Raico
台の上にクッキングシートを敷き、チョコレート型の大きさに、スプーンやパレットナイフで1mm厚程度薄く伸ばします。
Photo by Raico
クッキングシートごとひっくり返して3の上にのせ、スケッパーやジャイアントパレットなどで平らにならします。クッキングシートを付けたまま冷蔵庫に2時間ほど入れて、冷やし固めます。
5.型から外し、形を整える
Photo by Raico
型をひっくり返し、軽く棒で型をトントンと叩いて、チョコレートを落とします。叩く力が強いと、チョコレートが割れるので気を付けましょう。
Photo by Raico
包丁でチョコレートのまわりを削って形を整えたら、できあがりです。お好みで金粉やチョコペンなどでデコレーションしてもよいでしょう。
ウイスキー以外で作るボンボンショコラレシピ5選
1. ハート型がかわいい。コニャックボンボン
世界三大ブランデーのひとつ、コニャックを使うボンボンショコラです。中身のアルコール液は、混ぜるだけなのでお手軽。ハートのチョコレート型を使いますが、あまり型は大きくないほうが作りやすいですよ。カカオバターに食用色素を溶かして型に塗っておくと、表面に色が付いておしゃれですね。
2. シャリシャリタイプ。ブランデー入りボンボン
ブランデー入りのボンボンで、アルコール液を先に作るレシピ。アルコール液を糖化させるのがポイントですよ。アルコール液が砂糖でコーティングされ、シャリシャリした食感が楽しめます。チョコレート型に入れてもよいですが、型は使わずチョコレートをコーティングしても作れますよ。
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