ライター : 堀田 らいむ

webライター

沖縄名物「コンビーフハッシュ」

コンビーフハッシュの「ハッシュ」には「混ぜ合わせる」という意味が込められています。一般的なコンビーフには肉のみが使われているのに対して、コンビーフハッシュには、ポテトが混ぜ合わせられているんです。 コンビーフ自体はアメリカの食文化ですが、アメリカ軍が沖縄に基地を置くようになってから沖縄中に広まりました。その中で、ポテトを混ぜ合わせてコンビーフハッシュは誕生し、今ではローカル食材となっているのです。

コンビーフハッシュの特徴

コンビーフハッシュは、コンビーフに比べてポテトが入っている分、淡白でさっぱりとしているのが特徴的です。 沖縄では、定番のゴーヤチャンプルーに使用することが多く、またコンビーフハッシュを使った丼ものもあります。台風が多い沖縄では、常備食として保存のきくコンビーフハッシュは、常備品としてや非常食としても重宝されています。

コンビーフハッシュの食べ方

スタンダードな食べ方

コンビーフハッシュは、既に火が通っているのでそのままの状態でも食すことができます。加工食品であるがために、缶から取り出して、ひと口大にカットしてお酒のおつまみとして食べる人も多くいます。あとは、調理にも使われることがありゴーヤチャンプルなど塩味や肉のアクセントが欲しいときに使われることが多くあります。

調理の際の注意点

コンビーフハッシュには、既に塩味が含まれているので、調理の際に塩胡椒をする料理などと合わせるときには注意が必要となります。塩胡椒をする際は、代わりにコンビーフハッシュから出る塩味で味付けをしていくことが一番いいでしょう。 ひと口食べてみたあとに、味が薄いと感じた時に塩胡椒などの味付けをするように心がけましょう。

コンビーフハッシュのアレンジレシピ

マッシュポテト

ジャガイモをレンジでチンして、やわらかくします。そこにコンビーフハッシュを混ぜて、ジャガイモを潰します。最後に彩り野菜を入れて混ぜれば完成です。 塩分はすでにコンビーフハッシュに含まれているので塩加減しなくても十分。お酒のつまみにピッタリですよ。

チャーハン

コンビーフハッシュを油なしでフライパンで炒めていきます。その後ごはんを加えて、再び炒めます。味付けはこしょうと味覇(ウェイパー)で調整します。最後にたまごを割り入れて炒め、お好みでザーサイを添えたら完成です。 ポイントはコンビーフハッシュの油を使う点で、手軽に簡単にできます。塩味の効いたコンビーフハッシュを使って、肉の味わいを楽しむことがででおすすめですよ。

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