晴れの日を祝おう!出世魚「ぶり」の呼び名と順番をていねいに解説♪

脂ののった出世魚「ぶり」は、日本人の大好物。大きくなるごとに名前が変わることは広く知られていますが、実はその呼び名は地域によって細かく違うんですよ!今日はそんなぶりについて、各地の名前の違いや順番をていねいに解説していきます。

2019年4月24日 更新

地方によって出世魚の名前が違う

氷や松の葉の上に並んだ大きなぶり

Photo by Snapmart

成長につれて呼び名がどんどん変わっていく「ぶり」。ぶりのように稚魚から成魚になるまでの間、成長に応じて次々と名前が変わっていく魚のことを出世魚といいます。

実は成長過程の呼び名も地方によって異なるということをご存知でしたか?たいていの出世魚は地方によって呼び名が違っては来るのですが、こと「ぶり」に関しては同じ出世魚であるスズキやボラと比べても群を抜いて地方差が大きいと言われています。

ぶりの出世の順番

「ぶり」という名前になるまでは、名前が少なくとも3回変わります。一般的に

・35cm以下の稚魚
・35cm~60cmのもの
・60cm~80cmのもの
・80cm以上のもの(ぶり)


というグレードで名前が変わります。地方によっては80cm以下であっても重さが8kg以上あれば「ぶり」と呼ぶこともあるようです。

【地域別】出世魚「ぶり」の呼び名

氷の上に並んだ小さめのぶり「つばす」

Photo by Snapmart

関東地方のぶりの呼び名

まずは、関東地方の名前の変わり方からご紹介しましょう。

・モジャコ(稚魚)
・ワカシ(35cm以下)
・イナダ(35~60cm)
・ワラサ(60cm~80cm)
・ぶり


と、ぶりに到達するまで4回名前が変わるのです。

関西地方

続いて関西地方の名前の変わり方です。

・モジャコ(稚魚)
・ワカナ(35cm以下)
・ツバス、ヤズ(40cm以下)
・ハマチ(35cm~60cm・多くは養殖)
・メジロ(60cm〜80cm)
・ぶり


ここで、聞きなじみのある「ハマチ」という言葉がでてきますね。回転寿司などのネタで使われているハマチは、大きさにかかわらず養殖のぶりのことを指しているそうです。そして、今やハマチの呼び名は、その養殖モノのぶりを指すことが一般的となっているようです。

北陸地方

続いて北陸地方の呼び名の変わり方をご紹介しましょう。

・モジャコ(稚魚)
・コズクラ(35cm以下)
・フクラギ(35~60cm)
・ガンド(60cm~80cm)
・ぶり


代表的な3つをご紹介いたしましたが、実はぶりの呼び名は東北地方、下北地方、山陰地方、広島県と山口県および四国、九州でもそれぞれ呼び名が違ってくるのです。

面白いのが富山県。富山県だけはなぜか独自の名前の変わり方があるようです。ほかの出世魚が関東と関西、東北くらいの差でしかないのに対して、富山における「ぶり」だけが非常に細かく呼び名が違ってくるのです。それだけ、古くから日本人になじみの深い魚ということなのでしょう。
1 / 3
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

特集

FEATURE CONTENTS

WRITER

ニコライ

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう