ライター : あき

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小さくても使える?ダイソー「レンジ蒸し器」を試してみた

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ダイソーの調理グッズコーナーで、とてもシンプルな蒸し器を見つけました。無印やスリコで売っていそうなデザインに惹かれて思わず購入。さっそく試してみたところ、予想よりも使えて大満足です。

そこで本記事では、ダイソーから発売中の「電子レンジ蒸し器、3点セット」をご紹介します。特徴や使用感についてまとめてみましたので、ぜひご参考ください。

ダイソー「電子レンジ蒸し器、3点セット(スクエア型)」

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価格:220円(税込)
ダイソーの「電子レンジ蒸し器、3点セット」は、レンジ調理で使える蒸し器です。店内の蒸し器コーナーに並んでいましたが、プラスチック製の保存容器に見えるデザインで、はじめは蒸し器とわかりませんでした。

そう、こちらの商品はパッケージ袋や帯が一切なく、この状態で販売されているんです。蒸し器コーナーになければ蒸し器と気付きにくいかも……。SNSでは水耕栽培キットに見えるという投稿も複数見受けられました。

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本体・ザル・フタの3点セットです。一辺が13cmのスクエア型で、高さは8cmほど。手のひらから少しはみ出るぐらいのサイズ感で、コンパクトに作られています。

なお本商品は2サイズ展開で、さらに小さい税込110円のバージョンも販売されていますよ。

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底面には使用上の注意と称したシールが貼られていました。初めて使用する際は洗剤で洗うこと、食器洗浄機やオーブンはNGなどの注意書きがあります。

コツやポイントも。使い方・蒸し方

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それでは実際に使ってみましょう……と思いきや、ふと気づきました。説明書には、調理方法についての記述がないんです。

本記事では、レンジ蒸し器の使い方でよく見かける大さじ2杯の水を入れる方法で試してみます。

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内側のザルをセットし、カットした野菜を入れてみました。もともと蒸し器自体がコンパクトですが、ザルはひと回り小さくて一辺が約10.5cmです。

高さは3cmでさつまいもを縦に入れるとフタがしまらないので、少し寝かせる必要がありました。

レンチン3分でしっかり蒸せる!彩りも美しい

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まずは、電子レンジ600Wで3分間加熱してみます。根菜が多いので加熱時間が足りないかと思いましたが、たったの3分でご覧の通り!フタの裏にびっしり水滴がついて、いい感じに蒸し上がっています。

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硬めの野菜にもすーっと竹串が入って、追加して加熱する必要はなさそうです。みずみずしく蒸し上がっているうえに、色がきれいでとてもおいしそう!

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電子レンジ600Wで3分加熱して、大さじ2杯の水がこれだけ残っていました。長めに加熱するときは、水の量を少し増やした方がよいかもしれません。

いざ実食!野菜の甘みが感じられておいしい

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蒸し上がった温野菜をお皿に盛り付けると、改めて色よく蒸し上がっているのがわかります。根菜が多かったので3分加熱しましたが、ブロッコリーだけを蒸すなら2分ぐらいでもよさそうです。

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どの野菜も竹串が簡単に刺さります。何もつけずに食べてみたところ、野菜の甘みが感じられておいしいブロッコリーはみずみずしく、かぼちゃはほっこり仕上がって、蒸し調理ならではの良さがあらわれています。

にんじんとさつまいもはわずがに硬さが残っていたものの、十分火が通っていました。硬めの食感が好きな人は、これぐらいがちょうどよいかもしれません。

【水あり・水なし】加熱後の仕上がりを比較

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ダイソーから販売されているレンジ蒸し器のなかには、水を入れないで加熱するタイプがあります。そこで、入りきらなかった野菜を使って今度は水なしで調理してみました。

電子レンジ600Wで3分加熱した結果、水なしでも竹串が抵抗なく入るやわらかさに蒸し上がっています。

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水ありで調理したものと比べると全体的にパサついている印象で、色の濃さが違うように感じました。実際に食べてみるとブロッコリーはパサパサで、こちらは水ありのほうがおいしいです。

根菜はそこまで味が変わらないものの、さつまいもやにんじんにおいては、水なしのほうがほくほくとやわらかく蒸し上がっている気も……。

野菜の大きさや量が違うため、同条件での比較にはなりませんが、蒸す素材によっては水を入れないほうがいいのかもしれません。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

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