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日本一大きな梨「愛宕(あたご)」
平均1kgにもなる大きさが特徴の「愛宕(あたご)」。日本一大きな梨として知られており、味わいも一級の品種です。収穫時期は比較的遅めで、11月中旬~12月上旬。収穫したては酸味が強いため、追熟させて12月上旬頃から出荷されます。
大きさだけではなく独特の香りとやわらかさ、ほどよい甘味も特徴です。岡山県での生産量が総生産量の約半数を占めています。
大きさだけではなく独特の香りとやわらかさ、ほどよい甘味も特徴です。岡山県での生産量が総生産量の約半数を占めています。
小ぶりで濃厚な味わい「新水(しんすい)」
「新水(しんすい)」は、8月上旬~8月中旬が旬。甘味のなかにほどよい酸味を感じる品種で、濃厚な味わいが特徴です。サイズは250~300gとやや小ぶりながら、果汁が多く食べごたえ十分です。
贈答品におすすめ「南水(なんすい)」
「南水(なんすい)」は、長野県で誕生した赤梨です。現在も総生産量の8割が長野県です。果汁が多く特徴で濃厚な味を楽しめます。9月中旬頃から出回ります。貯蔵性が高いため、贈答品としても重宝されています。
1%の生産量「晩三吉(おくさんきち)」
梨全体の1%ほどしか栽培されていない「晩三吉(おくさんきち)」は、さっぱりとした味わいの赤梨です。新高と同じくらいのサイズ。酸味が強めで果汁が多く、ほどよい甘さもあります。貯蔵性が高く、10月下旬~3月頃まで出回っているので、長い期間楽しめます。
洋梨といえば「ラ・フランス」
フランス原産の「ラ・フランス」は、日本で栽培される洋梨の6割を占める品種で、そのほとんどが山形県で栽培されています。上質で、とろりとした食感が特徴です。収穫時期は10月~11月で、追熟後に出荷されます。10日前後常温で置き、やわらかくなってから食べるのが一般的です。
梨の新品種も登場
日本で栽培・販売されている有名な梨を紹介しましたが、まだまだほかにもたくさんの品種があり、新品種もたくさん登場しています。さまざまな品種の梨を交配させることで、より甘く食感のいい梨が誕生していますよ。
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