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新たな卵の食べ方「焼き卵」
卵料理が好きな方は多いだろうと思います。だしまき卵、目玉焼き、ふわふわのオムレツ、親子丼や茶わん蒸しなどなど。その種類も多く、今もつぎつぎに新しい卵料理が考案されていますよね。シンプルなだけに、むずかしいのが卵料理というのもよく聞くところです。
そんななか、「焼き卵」なるものが新たな卵料理として話題になっているのだとか。「ゆで卵」はよく聞きますが、焼き卵って?果たしてどんな料理なのでしょうか。
『ソレダメ!』で紹介され、話題に
テレビ東京で放送されている、人気情報番組『ソレダメ!』。日常生活で、わたしたちが当然だと思っていることにも間違いがあると、専門家の解説や再現VTR、実験などをもとにして紹介する番組です。
その番組内で、燻製や炭火焼料理のお店「kemuri(ケムリ)」の銀座店長である梅本優二さんが、卵を殻ごと焼くという新しい常識、調理法を教えてくれました。
「焼き卵」とは?
「焼き卵」ってどんなもの?
なんと、ゆで卵よりもおいしいと話題の「焼き卵」。名前のとおり、卵を焼いたものなのですが、殻を割らずに丸ごと焼いて作るのというのがポイントです。名前の似た「卵焼き」とは、作り方がまるで違いますね!
焼き方は?
その作り方は、卵を冷蔵庫から出して室温にもどし、炭火でじっくりとあぶるだけ。20~30分コロコロところがして、焦げないように焼きます。あまり温度が上がりすぎると、卵は爆発してしまいますので、注意してできるかぎり弱火でゆっくりと焼いていきます。
焼きはじめて、5~6分で卵の殻から水分が出てきます。これが、おいしさのポイント。水分が抜けることで、白身の食感がアップするんです。しだいに中身がふくらんで殻にヒビが入りますが、焦らずに弱火で熱し続けましょう。
ヒビが入っても味には変わりはありませんが、きれいな状態で卵を味わいたい方は、ごく弱火で1~2時間かけて熱すれば、割れないで済むようです。
炭火で焼くことで、絶妙な加減で中まで火のとおった、絶品焼き卵に仕上がるのだとか。ぜひ、バーベキューなどに行った際は試してみてくださいね。
どんな味?
焼き目がほどよくついて食欲をそそるのですが、白身の水分が抜けたことで、歯ごたえが増してプリプリの食感に。外側のこげたところは香ばしく、黄身の部分はホクホクとして絶品!一度食べれば、やみつき必至の味なのだとか。
ゆで卵との違いは?
焼き卵は、ゆで卵とくらべて水分がぬけている分、全体的に硬めの食感。ゆで卵は「おかず」という感じですが、それに対し焼き卵は「おつまみ」にぴったりなのだとか。その味わいは燻製にした卵にも似て、お酒のお供にはもってこいの味に仕上がります。
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