【ヨガインストラクター執筆】ヨガ後の食事のタイミングとは？レッスン前後に食べて良いもの (2ページ目)

ヨガの後30分は、通常よりも吸収が良い時間帯です。そのため、ビタミンやたんぱく質など積極的に取り入れたい栄養素のみであればレッスン直後の方が効率よく吸収できるでしょう。

特に、ヨガでは多くの筋肉を使うので、筋力を回復させるためにもたんぱく質を摂取するのがおすすめです。プロテインであれば、ボトルに入れて置いたりコンビニで購入したりと手軽に摂取しやすいでしょう。

レッスン後のアルコールは避ける

レッスン後にアルコールを摂取すると、下記のようなリスクがあります。

ヨガ後のアルコールによるリスク

ヨガで疲弊した筋肉の回復が遅れる
利尿作用で脱水症状になる可能性がある
体が温まっているので酔いが回りやすい

アルコールには筋肉を分解する作用があるため、ヨガ後に飲むと筋肉の回復が遅れたり、筋力が落ちたりする可能性があります。また、利尿作用もあることから脱水症状になるリスクもあるため注意が必要です。

特にホットヨガの場合は大量の汗をかくため、水分補給代わりにお酒を飲むとかえって水分不足になる可能性があります。そのため、レッスン後のアルコールは避け、水やスポーツドリンクで十分に水分を補給しましょう。

ヨガと相性が良い食事

ヨガをするのと同時に、下記のような食事を心がけると心身ともに健康になれるといわれています。

ヨガと相性が良い食事

新鮮な食材を使用する
良質な油「ギー」を使用して調理する
旬の食材を中心に摂取する

ギーとは精製バターのことです。ヨガと関係が深いインドの生命科学である「アーユルヴェーダ」では、ギーは古くから万能薬として考えられています。

吸収しやすくエネルギーに変わりやすいため、エネルギーを使うヨガと相性が良いのが特徴です。ギーは弱火でバターの水分を飛ばし、たんぱく質を沈殿させることで純粋な油分のみを精製します。

無塩バターがあれば簡単に作れるほか、お料理の際も油の代わりに使えるのでおすすめです。また、ヨガでは新鮮な食材や旬な食材は、自然の生命エネルギーに満ちていると考えます。

食材から自然のエネルギーをいただくことで心身ともに健やかになれるため、なるべく旬の食材を使用してみたり、でき立ての状態で食べたりすると良いでしょう。