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「氷出し緑茶」を知っていますか?
家で緑茶を淹れる場合、お湯を使うことが多いのではないでしょうか。熱いお茶はおいしく、ほっとひと息つきたい時にぴったりですが、実はお湯の温度が高くなればなるほど、お茶にふくまれる渋み成分が出てしまんです。うまみ成分であるアミノ酸は低い温度でもしっかりと出ますし、渋み、カフェインは出づらくなるんですよ。
0度でじっくり抽出する氷出し緑茶は、渋みをおさえながら、緑茶のうまみを存分に引き出すことができる、最適な抽出方法といえます。
どうやって作るの?
「氷出し緑茶」とは、名前通り、とけた氷のしずくを使ってゆっくりとお茶を抽出する方法です。氷が自然にとけるのを待つわけですから、当然時間はかかりますが、その分おいしさは格別!甘みをしっかりと感じられるお茶が淹れられるんですよ。
用意するもの
・お好みの緑茶
・氷
・冷水ポットや急須
500~700mlの冷水ポットいっぱいに淹れるためには、茶葉は10gぐらいが適当です。急須で淹れる場合は、お湯で淹れる場合と同量でOKですよ。
作り方
1. 冷水ポットや急須の底に茶葉を広げて敷き詰めてから、容器が一杯になるまで氷をたっぷり入れます。
2. そのまま手を触れずに、常温で3~4時間おいておきます。
3. 氷が完全にとけたら、容器を軽くシェイクします。抽出されて底の部分にしずんでいたお茶のエキスが混ざって、きれいな緑色になります。
氷がとけていくにしたがって、お茶のエキスもしみ出してきます。冷蔵庫で作るとより時間がかかるので、夜寝る前にセットしておくのがおすすめです。翌朝おいしい緑茶が楽しめますよ。
急須で淹れたお茶は、必ず1煎ごとに全部注ぎ切りましょう。1煎目は一番香りが強く、繰り返し淹れれば4〜5煎は楽しめます。
ポットで淹れる場合も、急須で淹れる場合も、お茶がいたみやすいので1日以内に飲み切りましょう。
「氷出し緑茶」におすすめの容器
透明のポットや急須で「氷出し緑茶」を淹れると、氷がゆっくりと溶けていく様子も見ることができて、眺めているだけで涼しい気持ちになりそうですね。「氷出し緑茶」作りにオススメの、ポットや急須をご紹介します!
横置きもできる!
ITEM
たて・よこ兼用冷水ポット
¥319〜 ※2016年05月06日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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縦置きでも横置きでも冷蔵庫に収納可能な冷水ポットです。蓋にティーバッグホルダーが内蔵されているので、便利ですね。1.8ℓと大容量なので、お子さまのいるご家庭にもおすすめです。
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