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二日酔いの朝に飲みたい、あさりの滋養スープ
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
飲み会が続くと、ついつい飲み過ぎてしまって、翌日、体が重い……なんてこと、ありませんか? そんな、二日酔いの朝に飲みたくなるのは体にやさしいスープ。
そこで、気だるさをシャキッとさせる、エキスが濃厚、薬味たっぷりのあさりの滋養スープを伊勢丹新宿店・東信水産の石戸宏さんに教えてもらいました。
「あさりはタウリンが豊富なので、二日酔いの日にぴったりです。あさりに合わせるのはたっぷりのしょうがとパクチー。朝の気分のだるさがスッキリしますよ」
「貝の口が開いたら、一度火を止める」がエキスを濃くするテクニック
あさりは水から煮ることで、あさりに含まれるコハク酸といううまみ成分が出てきて、白濁した美味しいスープになります。
「煮過ぎるとあさりの身がかたくなってしまうので、貝の口が開いたらすぐに火を止めます。そして、15~20分放置して、スープの温度が下がっていく過程でうまみ成分を出しきります」
翌日の朝飲めるように貝の口が開くまで煮ておいて、冷蔵庫で保存しておいてもいいですね。
あさりの滋養スープのレシピ
材料(作りやすい分量)
あさり(塩抜きしたもの)…18~20個(300g)
水…800ml
しょうが…大1片
日本酒…小さじ1
塩…小さじ1/2
ごま油…小さじ1
長ねぎ…6㎝
パクチー…少々
※あさりの塩抜き…海水濃度と同じ3%のひたひたの食塩水(水5カップに対して、塩大さじ1)に浸して、2時間以上冷暗所に置いておく。
作り方
1. しょうがは皮をむいて、せん切りにする。
「面倒くさかったら、すり下ろしちゃってもいいですよ」
2. 長ねぎは繊維に沿って縦にせん切りにし、水にさらす。パクチーは葉を摘む。
「出来上がりに散らす白髪ねぎは水にさらして、辛みを抜いておきます」
3. 鍋にあさり、しょうがのせん切り、水、日本酒を入れて、強火で煮る。
「あさりを水からコトコト煮ていくと、たくさんアクが出てくるので、きれいに取り除いてください」
4. あさりの貝の口が開いたら、火を止めて15~20分冷ます。
5. 再び強火でひと煮立ちさせ、塩で味を調えてごま油を回しかける。器に盛り、白髪ねぎとパクチーを散らして完成!
あさりの旨みがたっぷりしみ出した白濁スープに、しょうがの辛みがしっかり効いて、飲み心地はスッキリ!薬味もたっぷりだから、食べているうちに二日酔いの気分も吹き飛びそうです。
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