ある日、家にある余りもので料理したところ意図せずに出来あがった、椎茸やれんこんにお肉の餡をのせ蒸したもの。それは、子どもの頃に好きだったそのおかずに通じるものを感じました。
お肉と豆腐と野菜の餡が餃子の種に似ているし、友人が中華街から持ち帰ってきてくれた蒸篭で蒸した料理なので、蒸し餃子風。
私が子どもの頃に故郷で食べた味と、中国から日本へ伝わった「生姜」と「餃子」の旅の連想を重ね合わせ、ほんのり中華風の日中式と名付けました。
五香粉(ウーシャンフェン)を使うことで異国の香りが増しますが、手に入らなければそれはそれで美味しく出来あがります。食材や調味料などお家にある材料で色んな組み合わせを試して、お気に入りのレシピを見つけてください。