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シチリア生まれのドルチェ♡カッサータ
じわじわと静かに注目を集めているイタリア、シチリア島生まれのドルチェ、カッサータはイタリアではお祝い等には欠かせないポピュラーなスイーツだそうです。
イタリアでは、カッサータ・シチリアーナ(Cassata Siciliana)、カッサータ・アラ・シチリアーナ(Cassata alla Siciliana)と呼ばれていますが、トラディショナルなものから、かなりアレンジされたものまであり、その種類も様々だそうです。
シチリアの名産リコッタチーズ、クリーム、ピスタッチオ、ドライフルーツを冷やして固め、スポンジと層にして作るのがカッサータの基本だそうですが、チョコレートやフルーツを入れたり、または焼いて作るカッサータやジェラートもあり、バリエーション豊かなスイーツだそうです。
それでは、家庭で作れる様々なバリエーションのカッサータのレシピをご紹介しましょう。
1.カッサータ・シチリアーナ
水気を切ったリコッタチーズ、粉砂糖を合わせて滑らかになるまでハンドミキサーで混ぜます。砂糖漬けのフルーツを加え、冷蔵庫で冷やしておきます。
砂糖をお湯で溶かし、ラム酒を入れ冷ましておきます。丸形と四角の2種類のスポンジケーキを用意します。
柔らかくしたマジパンをラップを敷いたパイ皿の側面全体に伸ばしてつけます。
丸形のスポンジを水平に2つに切り、ひとつをパイ皿に入れ砂糖水を塗ります。
四角型のスポンジも、1センチ程の厚さに切り、パイ皿の側面に入れます。
リコッタのクリームをのせ、もう一つのスポンジをリコッタの上に被せ砂糖水をつけます。スポンジの廻りにマジパンをつけ、ラップで包み、冷蔵庫で一晩冷やします。
ケーキをお皿に取り出し、アイシングをしお好みのデコレーションを施します。
2.カッサータ・アラ・シチリアーナ
リコッタチーズ、バニラエッセンス、オレンジの皮の擦りおろし、好みのリキュール、砂糖を合わせ、よく混ぜ冷蔵庫で冷やします。
スポンジケーキを厚さ1センチ、ローフ型の長さに合わせて切り、パーチメントペーパーを敷いた型に入れ、オレンジジュースとリキュールを合わせたシロップを塗ります。
リコッタの生地をスポンジの上に伸ばします。これを2度繰り返し、最後はスポンジで終わります。パーチメントペーパーで包み、冷蔵庫で6時間以上冷やします。
型から出し、リコッタクリームを全体につけ、お好みのトッピングをし、再度冷蔵庫で冷やします。
3.カッサータジェラート
カラントをアマレットかラム酒に浸けておきます。
アイスクリームをボールに入れ、電子レンジで1分加熱するか、または柔らかくなるまで冷凍庫から出しておきます。
カラント、無塩の刻んだピスタッチオ、レモンの皮の擦りおろし、ラズベリー、砂糖漬けのパイナップルをアイスクリームに入れ手早く混ぜます。
冷凍庫に入れ、4時間以上凍らせます。
4.チョコレートカッサータ
ココアパウダーを入れ、チョコレートシフォンケーキを焼き、水平に4つに切ります。
ケーキのひとつの切り口を上にし、砂糖水にお好みのリキュールを混ぜたものをブラシで塗ります。リコッタチーズの水を切り、粉砂糖、シナモン、バニラエッセンスを入れて混ぜ、オレンジとレモンの皮の砂糖漬けと、刻んだピスタッチオを入れたフィリングを作り、上に塗ります。これをあと2つのケーキにも繰り返します。残りひとつのケーキの切り口の側に砂糖水を塗り、上に被せます。
チョコレートクリームを全体に塗り、お好みのデコレーションをし、冷蔵庫で冷やします。
5.シシリアンカッサータケーキ
スポンジケーキを焼いておきます。
リコッタチーズの水気を切り、砂糖とバニラエッセンスを入れ混ぜ、オレンジの皮の砂糖漬け、チョコレートチップを入れ混ぜます。
別のボールに、砂糖をお湯で溶かし、完全に冷めたらお好みのリキュールを入れます。
底が取れるタイプのケーキ型にラップを全体に敷きます。スポンジケーキを1センチの厚さに垂直に切り、ケーキ型の底と横に敷き詰め砂糖水を塗ります。
リコッタの生地を1/3程スポンジケーキの型に入れ、スポンジをのせます。これを繰り返し、レイヤーにします。最後のレイヤーにスポンジをのせ、砂糖水を塗り、冷蔵庫で一晩冷やします。型から取り出し、柔らかくしたマジパンでケーキ全体を覆います。
アイシング用の砂糖をかけ、お好みのフルーツ等で飾ります。
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