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この記事でわかること
- 高齢者にやわらかいおかずが必要なサイン
- 家庭で再現しやすい、やわらかくする基本の考え方
- 肉・魚・野菜別の食べやすいおかずレシピ
※本記事は、医療的な嚥下食・介護食ではなく、 家庭で作れる「普通のおかずをやわらかくする」工夫を紹介しています。 飲み込みに強い不安がある場合は、専門職へご相談ください。
高齢者の「噛みにくい/飲み込みにくい」サインと、やわらかいおかずが必要な理由
硬いものを残す、食事に時間がかかる、むせることが増える……これらは「食べる力」の低下サインと考えられます。噛む力・飲み込む力が弱くなると、「硬い・大きい・繊維が多い・パサつく」といった食感が負担になりがち。むせる不安や食べづらさなどから、食事が楽しめなくなることもあるでしょう。
おかずをやわらかく仕上げることは、食べやすさだけでなく、食欲や栄養を無理なく確保するためにも重要です。
おかずをやわらかく仕上げることは、食べやすさだけでなく、食欲や栄養を無理なく確保するためにも重要です。
やわらかいおかず作りの基本ポイント
やわらかくする基本の考え方
- 切り方:繊維を断つ/薄切り/一口サイズで負担を減らす
- 加熱:煮る・蒸すが失敗しにくい(電子レンジも可)
- 水分:煮汁・だし・あんで“しっとり感”を出す
- つなぎ:豆腐・卵・片栗粉で“ふんわり・まとまり”を作る
- 段階調整:必要に応じて、とろみ・ペーストで調整(やりすぎない)
特別なものを用意しなくても、調理の工夫でやわらかく仕上げることは可能です。また、高齢者向けに別メニューを用意するのは、作る方の負担になりがち。同じ鍋・同じ味付けのまま、切り方や仕上げだけ調整すれば、家族分も一緒に作れますよ。
やわらかくならない・食べにくい「よくある失敗例」
1. パサついて飲み込みにくい
加熱しすぎると水分が飛び、パサついた食感になってしまいます。飲み込みにくさがあるようなら水分を足し、必要に応じてとろみやあんをかけ、口の中でまとまりやすくなるようにしましょう。
2. 繊維が残って噛み切れない
繊維や筋が残っていると噛み切れず、飲み込める形状になるまで時間がかかります。繊維に直角に切るようにすると、噛む力が弱くても切れやすくなりますよ。舌でもつぶしやすいよう薄く切ることや、そぎ切り・ななめ切りといった角を作らない切り方がおすすめです。
3. 口の中でバラける
つなぎやとろみを工夫しましょう。つなぎに山芋や豆腐を使ったり、とろみ・あんかけにしたりすることでまとまりやすくなります。また、食材を刻みすぎても口の中でバラバラになり、むせやすくなるおそれが。個々の状態に合わせた切り方・工夫が大切です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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