「生グラノーラ」とは？

日本でも「フルーツグラノーラ」という商品がヒットして長くなりましたが、ハワイで話題の「生グラノーラ」とはどんなものなんでしょう？通常「グラノーラ」といいますと、麦・玄米・コーン等穀物の加工品とナッツ類をハチミツやオイルなど混ぜてオーブンで焼いたもの。ドライフルーツが一緒に入ることも多い食品なんだそうです。ですので、高温で焼くのが基本なんですね。

一方、生のグラノーラとは、ひまわりの種やアーモンド、マカデミアナッツ、ココナッツ、シナモン、パイナップルなどを水に浸して、数時間～1日程度たったら専用のマシンでゆっくりと乾燥させて、各食材をミキサーで混ぜ、再び乾燥させるという行程を経て時間をかけて作るんだそうです。

手間ひまをかけてハンドメイドで...

そうすることで、加熱すると失われてしまう酵素やビタミン・ミネラルをできるだけ損なうことなく、体内に取り入れることができるわけですね！その手間ひまかけての生グラノーラを作っているのがハワイのリリオさんという女性。

左の女性がリリオさん。

笑顔もキュートなリリオさんですが、線維筋痛症という重い病気にかかっていて、数年前までは身体の自由もきかないという深刻な状態にあったんだとか。そこで担当医から「スローフード・加工されていない食べ物」を食べるようにすすめられて、食べてみたところ、自分の体にはとっても合うことが判明し、ついには自分で作った生グラノーラを販売するまでにいたったそうです。製造・卸などすべてご自分1人でなさっているというのですごいですね！