疲れている日はせいろ献立がおすすめ

Photo by サヤ

忙しい日々の中でも、できるだけきちんと食べたい。

でも現実には、帰宅してからの料理はちょっとしたハードルだったりします。疲れているとき、料理をする気力が出ないとき、それでもインスタントには頼りたくない。そんなわがままな気持ちを、まるごと受け止めてくれるのが「せいろ」です。

せいろと出会ってから、その手軽さと驚くほどのおいしさ、そしてしっかり栄養が摂れるところにすっかり魅了されてしまいました。体にやさしい調理法なので、疲れている日には特におすすめ。

本連載では「疲れているけど、ちゃんと食べたい」そんな日にぴったりの、せいろを使った手軽で満足感のあるレシピをご紹介していきます。

焼くよりおいしいかも！せいろ「焼きそば」

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調理時間：10分
せいろの蒸し時間：10分

せいろで作る蒸し焼きそばのレシピをご紹介します。せいろの蒸気で麺はふっくらモチモチ、具材の旨味もぎゅっと凝縮。忙しい日の時短ランチにも、休日のゆったりごはんにもおすすめです。

このレシピでは、直径21cmのせいろを使用しました。せいろ1段なら手軽に1人分のランチにぴったり。もう1段使えば、好みの野菜も一緒に蒸せるので、ボリュームも栄養バランスもアップしますよ。

材料（1人分）

焼きそば麺 1玉
豚こま肉 60g
キャベツ 35g
玉ねぎ 50g
にんじん 30g
しめじ 50g
付属の粉末ソース 1袋

作り方

1.せいろに麺と野菜をのせる

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せいろの上にクッキングシートを敷いたら麺をのせ、麺の上にカットした野菜（キャベツ・玉ねぎ・にんじん・しめじ）をのせます。

2.豚肉をのせてソースをかける

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野菜の上に豚肉を並べ、豚肉の上からソースを回しかけます。

3.クッキングシートに卵を割り入れる

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空いたスペースにクッキングシートを敷き、卵を割り入れます。クッキングシートにオリーブオイルなどの油を軽くひいてから卵を割り入れると、取り外しやすくなりますよ。

黄身にかぶさっている白身を剥がすと、卵の黄身が鮮やかに仕上がります。ひと手間加えると黄身が白くならず色鮮やかに仕上がりますが、この工程は省いても大丈夫です。

4.蒸す

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蓋をしたら蒸気の上がった鍋にせいろをのせて、10分蒸します。

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卵は固くなるのを防ぐため、蒸し始めて5分経ったところで取り出してください。
※5分以下だと卵の固まりが弱く、取り外しにくいので注意

5.焼きそばを混ぜ、卵をのせる

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蒸しあがった焼きそばを混ぜます。下にソースがたまりやすいので、しっかり混ぜるようにすると味が均一になりますよ。お皿に移して混ぜてもOK。

先に取り出しておいた卵をのせたら完成です。

麺がもちもち食感に…！

フライパンで作る焼きそばは香ばしい食感が特徴ですが、せいろで蒸すと麺がふんわりモチモチに仕上がります。豚肉は旨味を閉じ込めてジューシーに、野菜も蒸気でほどよくやわらかくなり、素材本来の甘みや香りが際立ちます。油控えめでヘルシーなのも魅力です。

片づけも水洗いでさっと簡単

せいろのお手入れはとても簡単です。汚れが少ないときは濡れた布でふくだけでOK。汚れが気になる場合は洗剤を使わず、水でさっと流し、必要に応じてスポンジやたわしで軽くこすってください。その後、カビ防止のため風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。

せいろ焼きそばは、焼く調理よりシンプルで麺はもっちり。具材を入れるだけで手軽に仕上がります。目玉焼きも一緒に蒸せば、タンパク質が摂れて満足感もアップ。ランチや夕食に、ぜひチャレンジしてみてください♪