ライター : Uli

フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター

玉ねぎなしで簡単おいしい。ピーマン肉詰め

Photo by Uli

調理時間 20
玉ねぎなしで作るピーマンの肉詰めレシピです。独特の食感や甘みが加わらないため、肉の旨味をシンプルに味わえ、玉ねぎが苦手な方でもおいしく食べられます。また、玉ねぎを刻む手間を省けるのもメリット。

玉ねぎの甘さやコクは砂糖で代用でき、粗挽き黒こしょうを入れることで豚ひき肉の臭みも軽減できます。食感が単調になりますが、その分ピーマンの存在感が増しますよ。玉ねぎなしでもおいしく作れるのでぜひお試しください。

材料(3~4人分)

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玉ねぎなしでもおいしく作るコツ

  1. 玉ねぎの甘みは砂糖で代用する
  2. 粗挽き黒こしょうを入れて臭み対策をする
  3. 肉だねをよく練ってジューシーに仕上げる
  4. ピーマンの内側に薄力粉をまぶして肉だねをはがれにくくする

作り方

1.卵を溶いて、パン粉と牛乳を合わせる

溶き卵と牛乳でふやかしたパン粉が並ぶ様子

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卵を溶きほぐし、パン粉と牛乳を合わせてふやかします。

2.ピーマンを縦に切ってワタを取る

ピーマンを縦半分に切ってワタを取った様子

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ピーマンを洗って水を拭き、縦半分に切ります。ヘタを残して、内側のタネとワタを取ります。

【ポイント】
タネとワタはしっかり取り、ヘタは残しましょう。ワタを取ることで苦味が軽減し、ヘタを残すことで肉だねがはがれにくくなります。
ピーマンの表面にフォークで傷をつける様子

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肉だねをはがれにくくしたい場合は、表面にフォークで傷をつけます。フォークの先でひっかくように、ピーマンの表面全体に傷をつけます。

【ポイント】
時間に余裕があれば、ピーマンの表面に傷をつけて焼き縮みを防ぎましょう。傷をつけることでピーマンが反り返って肉だねと分離するのを防げます。

3.豚ひき肉、砂糖、塩を揉み込む

肉だねの材料を調理用袋に入れた様子

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調理用袋、もしくはボウルに豚ひき肉、砂糖、塩を入れて2~3分よく揉み込みます。肉の繊維が糸のように伸びるまでしっかり練ります。

【ポイント】
ほかの材料を加える前に、まずは豚ひき肉と砂糖、塩をよく練りましょう。肉汁が逃げにくくなり、ジューシーに仕上がります。

4.溶き卵、牛乳でふやかしたパン粉、粗挽き黒こしょうを加える

肉だねに溶き卵、牛乳でふやかしたパン粉、粗挽き黒こしょうを加えた様子

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溶き卵、牛乳でふやかしたパン粉、粗挽き黒こしょうを加えて、全体が均一になるまで練ります。

5.ピーマンに薄力粉をまぶす

ピーマンに薄力粉をまぶした様子

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ピーマンと薄力粉を調理用袋に入れて振ります。もしくは、ピーマンの内側を上にしてまな板に並べ、薄力粉をふるいます。

【ポイント】
ピーマンの内側に薄力粉をまんべんなくまぶしましょう。肉だねとピーマンが接着しやすくなり、焼いている間にはがれにくくなります。

6.肉だねを詰める

ピーマンに肉だねを詰め込む様子

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ピーマンに肉だねをたっぷり詰めます。肉だねが入っている調理用袋の端を切ってピーマンに絞り出し、スプーンの背やバターナイフで肉だねを押し込みます。

【ポイント】
空気が入らないようにスプーンやバターナイフなどで押し込みながら、表面が盛り上がるくらいたっぷり詰めましょう。すき間があったり肉だねが少なかったりすると、焼き縮みして肉だねが取れてしまいます。

7.肉だねの面を下にして焼く

フライパンに肉だねを下にして並べた様子

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サラダ油をフライパンに引き、中火で熱します。肉だねの面を下にして並べ、中火で1分ほど焼いて焼き色をつけます。

【ポイント】
蒸し焼きにする前に表面に焼き色をつけておきましょう。肉汁を封じ込めて香ばしさを出すためです。

8.蓋をして蒸し焼きにする

蓋をして蒸し焼きにする様子

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ピーマン側が下になるように返し、蓋をして弱火で6~7分蒸し焼きにします。

【ポイント】
ピーマン側を下にしてじっくり蒸し焼きにしましょう。加熱しすぎによる肉汁の流出が防げます。

9.火の通りを確認する

肉だねに竹串を刺した様子

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蓋を取って竹串で肉だねをさし、透明な肉汁が出てくることを確認したらフライパンから取り出します。濁った肉汁が出てくる場合は、蓋をしてさらに2~3分蒸し焼きにします。

10.ソースを煮立たせる

ソースの材料をフライパンで煮立たせる様子

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フライパンの油をキッチンペーパーで拭いてきれいにし、ソースの材料をすべて入れて煮立たせます。ピーマンの肉詰めにかけて完成です。

玉ねぎなしでもピーマンの肉詰めは本当においしい?

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玉ねぎなしのピーマンの肉詰めは、ジューシーで臭みも気にならず、玉ねぎ入りに負けないおいしさ。豚ひき肉の旨味とほどよくやわらかい食感、ピーマンのみずみずしさが絶妙で、ひと口食べると箸が止まらなくなりました。

温かいうちに食べると噛むたびに肉汁があふれ出てくるほどジューシーです。玉ねぎなしということで、肉の臭みや甘みやコクの物足りなさを心配していましたが、食べてみると臭みや物足りなさはまったくありません。

むしろ玉ねぎがない分、肉の旨味をダイレクトに感じられて、肉好きの筆者はこちらのほうが好みでした。家族からも「いくらでも食べられる」「お弁当に入れてほしい」と大好評です。

玉ねぎなしピーマン肉詰めのQ&A

Q1. 冷蔵保存できる?/冷凍保存できる?

冷蔵で2日、冷凍で2~3週間保存可能です。冷凍する場合はラップでひとつずつぴったり包み、フリーザーバッグに入れて空気を抜いた状態で凍らせましょう。解凍する際は、耐熱皿にのせてラップをふんわりかぶせて、肉詰めひとつにつき電子レンジ500~600Wで1分半ほど加熱してください。

Q2. 玉ねぎなしでもパサつかない?

ポイントをおさえるとまったくパサつきません。豚ひき肉と砂糖、塩をよく練ることで肉汁を閉じ込めやすい状態にし、卵や牛乳でふやかしたパン粉を入れて保水性を高め、ジューシーな肉だねを作りましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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