ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

ノルウェーの島から日本上陸「トリュフ海藻」とは?

Photo by akiharahetta

ノルウェーのもっとも美しい場所のひとつ、ロフォーテン諸島から「トリュフ海藻」が日本に上陸。

正式名称は「TRUFFLe Seaweed(トリュフシーウィード)」といい、白トリュフのような芳醇な香りと風味をもつ海藻で、日本では採れないレアな存在なのだそう。

世界の美食家やシェフからは “海のトリュフ” と呼ばれ、北欧のミシュラン星付きレストランでも使用されているのだとか……。

2名の女性によるブランド「ロフォーテンシーウィード」

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トリュフ海藻を発売しているのは「LOFOTEN Seaweed(ロフォーテンシーウィード)」。ノルウェー北部・ロフォーテン諸島に暮らすふたりの女性、アンジェリータとタマラが2016年に立ち上げた海藻ブランドです。

オーガニック認証取得、環境に配慮したパッケージ、ヴィーガン対応の ”サステナブルでモダンな海藻” を世界に届け続けています。

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1,296円( 税込)/5g
「トリュフ海藻」は、希少ではあるけれど、トリュフほど高額ではない、比較的入手しやすい価格で販売されています。

シックでオシャレなパッケージは、贈り物にしても喜ばれそう。話題性はもちろん、乾燥した海藻なので軽く、日持ちするのが大きなポイントです。

気になる味は?おすすめの食べ方

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最初は「トリュフの香りをつけた海藻なのかな?」と思っていた筆者。実際は自然のままで、驚くような深みのある味わいと風味の海藻でした。

海藻を食べる習慣のある日本人にとっては、なじみやすいひと品と言えるでしょう。取り入れれば、ワンランク上の食卓になること間違いなしです。

1. トリュフ海藻のバタートースト

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トリュフ海藻はバターや生クリームとの相性が抜群!細かく砕いてとろけるバターにのせると、フワッと広がる磯の香りを楽しむことができます。味わいは滋味深く、牡蠣のようなミネラル感がありますよ。

昨今海藻入りバターが話題となっていますが、トリュフ海藻は完全に乾燥していて余分な水分を含んでいないため、バターとのなじみ方が格段に良く、コクのある味わいを堪能できました。

2. トリュフ海藻の牛ごはん

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日本の販売担当者さんに聞いた、おすすめの食べ方をご紹介!ちょっと良い牛肉をサッと焼き、卵黄とトリュフ海藻をトッピングした牛ごはんです。

仕上げに粗めの塩をパラリ。するとどうでしょう、まるで牛肉にウニを合わせたような、得も言われぬ贅沢な味わいになったではありませんか。おもてなし料理のシメにぴったりですよ。

日本ではどこで買える?

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「気になる」「食べてみたい!」と思った方に朗報!ロフォーテンシーウィードは、2024年12月21日から日本発売を開始しました。

トリュフ海藻以外の商品もあるので、オンラインストアをチェックしてみてください。ノルウェーの豊かな自然や、実際にふたりが海藻を採取している様子などを観ることができますよ。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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