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腐ったさつまいもを食べると食中毒になる?
腐ったさつまいもが原因で腹痛や下痢、吐き気、嘔吐といった食中毒の症状が疑われるケースはあります。
特にカビによる健康被害には気を付けましょう。カビの種類によってはカビ毒と呼ばれる毒素を産生するものがあり、そのカビ毒が食中毒の症状を引き起こすおそれがあります。(※7)
特にカビによる健康被害には気を付けましょう。カビの種類によってはカビ毒と呼ばれる毒素を産生するものがあり、そのカビ毒が食中毒の症状を引き起こすおそれがあります。(※7)
腐った部分を取り除いたら食べられる?
「腐っている部分を取り除けば食べても大丈夫」と思われるかもしれませんが、さつまいもが腐っている場合は基本的に廃棄することをおすすめします。
さつまいもが腐った原因がカビである場合、一部分だけカビが発生しているように見えても、食品全体にカビが広がっているおそれがあるためです。(※7)
さつまいもが腐った原因がカビである場合、一部分だけカビが発生しているように見えても、食品全体にカビが広がっているおそれがあるためです。(※7)
腐ったさつまいもを食べてしまった場合の対処法
腐っているとは気づかず、誤って食べてしまった場合は味が変だと分かった時点で吐き出すといった対応をとりましょう。
体調に変化があった場合や体調が心配な場合は、病院を受診することをおすすめします。
体調に変化があった場合や体調が心配な場合は、病院を受診することをおすすめします。
さつまいもが腐らないようにするには?
さつまいもが腐る原因は「温度」と「湿気」
さつまいもが腐る原因として温度と湿度が大きく関係しています。
低温で乾燥している環境が苦手なさつまいもは、適切な温度が13~15℃、湿度が80~90%です。10℃以下の低温の環境に置くと低温障害になり、腐敗が進む原因になってしまいます。(※3,8)
低温で乾燥している環境が苦手なさつまいもは、適切な温度が13~15℃、湿度が80~90%です。10℃以下の低温の環境に置くと低温障害になり、腐敗が進む原因になってしまいます。(※3,8)
さつまいもの正しい保存方法
さつまいもは常温保存をすることが基本。さつまいもは寒くて乾燥している環境が苦手な食材なので、冷蔵庫での保存はNGです。
乾燥させないためにも、1本ずつキッチンペーパーに包み、新聞紙でくるんだものをポリ袋に入れて常温保存しましょう。(※9)
乾燥させないためにも、1本ずつキッチンペーパーに包み、新聞紙でくるんだものをポリ袋に入れて常温保存しましょう。(※9)
さつまいもが腐るサインを見逃さないで!
さつまいもは保存の環境によって腐ることがあり、変色やにおいなどさまざまな変化があります。特にカビが生えている場合は健康に影響を及ぼすため、さつまいもが腐るサインを見落とさないように気を付けてくださいね。
使い勝手が良いさつまいもは適切な環境で保存して、料理に活用するようにしましょう。
使い勝手が良いさつまいもは適切な環境で保存して、料理に活用するようにしましょう。
【参考文献】
(2024/09/02参照)
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。