目次
小見出しも全て表示
閉じる
牛乳は熱中症対策のための体づくりに役立つ!
熱中症になりにくい体を作るためには血液量を増やすことがポイントであり、そのために牛乳が役立ちます。
というのも、牛乳に含まれるたんぱく質が血管中に水分を取り込み、血液量が増えるためです。結果的に血液量が増えて汗が作られやすくなり、発汗によって体温調節のはたらきが活発になります。
水分補給として牛乳を飲むというよりも、体作りのために牛乳を飲むというイメージをするとわかりやすいでしょう。(※1,2)
というのも、牛乳に含まれるたんぱく質が血管中に水分を取り込み、血液量が増えるためです。結果的に血液量が増えて汗が作られやすくなり、発汗によって体温調節のはたらきが活発になります。
水分補給として牛乳を飲むというよりも、体作りのために牛乳を飲むというイメージをするとわかりやすいでしょう。(※1,2)
熱中症対策に役立つ牛乳の取り入れ方
熱中症対策に役立つ牛乳の飲み方は、一日15~30分ほど息が弾むくらいの運動をした直後にコップ1杯の牛乳を飲むというもの。できれば本格的な夏の暑さが来る前からの対策がおすすめです。
また運動後でなくても、炎天下からの外出後に牛乳を飲むという方法も良いでしょう。(※1)
また運動後でなくても、炎天下からの外出後に牛乳を飲むという方法も良いでしょう。(※1)
熱中症対策で牛乳を飲む際の注意点
注意点
- 飲み過ぎない
- 体質に合わない場合は避ける
飲み過ぎない
牛乳に限った話ではありませんが、特定の食品を過剰摂取することは避けましょう。
牛乳はコップ1杯200ml(210g)あたりのカロリーが128kcal、脂質が8.0g含まれています。そのため、飲み過ぎるとカロリーオーバーになるおそれがあります。熱中症対策になるからといって飲み過ぎないようにしてください。(※3,4,5)
牛乳はコップ1杯200ml(210g)あたりのカロリーが128kcal、脂質が8.0g含まれています。そのため、飲み過ぎるとカロリーオーバーになるおそれがあります。熱中症対策になるからといって飲み過ぎないようにしてください。(※3,4,5)
体質に合わない場合は避ける
牛乳を飲むとお腹の不調を感じる場合は、無理に牛乳を飲まないほうが良いかもしれません。
牛乳に含まれる乳糖は、小腸内において酵素による分解がおこなわれます。しかし酵素が少なかったり、はたらきが弱かったりすると乳糖が分解されず、腹痛や下痢の原因になると考えられています。
牛乳を飲めない場合は、代わりにヨーグルトを摂るのがおすすめ。ヨーグルトは製造過程の発酵において、お腹の不調の原因である乳糖が分解・減少するためです。ヨーグルトも乳製品であるため、牛乳と同様の熱中症対策が期待できますよ。(※6,7)
牛乳に含まれる乳糖は、小腸内において酵素による分解がおこなわれます。しかし酵素が少なかったり、はたらきが弱かったりすると乳糖が分解されず、腹痛や下痢の原因になると考えられています。
牛乳を飲めない場合は、代わりにヨーグルトを摂るのがおすすめ。ヨーグルトは製造過程の発酵において、お腹の不調の原因である乳糖が分解・減少するためです。ヨーグルトも乳製品であるため、牛乳と同様の熱中症対策が期待できますよ。(※6,7)
【Q&A】熱中症のときに牛乳を飲んでも良い?
A:熱中症が疑われる場合は、塩分も補える飲み物を摂りましょう。
牛乳は血液を増やし、体温調節がしやすくなるという面では熱中症対策になります。しかし、熱中症の症状が出ている場合は、塩分が含まれる経口補水液やスポーツドリンクの摂取が推奨されます。(※2,8)
牛乳は血液を増やし、体温調節がしやすくなるという面では熱中症対策になります。しかし、熱中症の症状が出ている場合は、塩分が含まれる経口補水液やスポーツドリンクの摂取が推奨されます。(※2,8)
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。