ライター : 鎌上織愛

幼児食アドバイザー、食生活アドバイザー2級、グルメライター

丸くて大粒の大容量!コストコ「チェリー」

Photo by okamagami

世界各地のおいしい野菜や果物を楽しめるのは、コストコの醍醐味のひとつですよね。コストコの青果コーナーで見つけた「チェリー」は、毎年5月末ごろから期間限定で販売されているこの時期だけのフルーツです。毎年楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

その年によって産地や品種が異なるようですが、今年はアメリカ・カリフォルニア産の黒っぽい果実が特徴的な「チェリー」が大量に陳列されていました!筆者も購入してみたので、詳しくレビューしていきます。

コストコ「チェリー」の特徴は?

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コストコで毎年シーズンになると販売されるアメリカンチェリー。この「チェリー」はダークチェリーとも称され、主にアメリカのカリフォルニア州やワシントン州から輸入されています。カリフォルニアやワシントンは、チェリーの栽培に適した温暖な気候と土壌があり、品質の高いアメリカンチェリーの生産地として有名だそうです。

さくらんぼといえば赤いフルーツのイメージがありますが、コストコの「チェリー」は真っ赤ではありません。少し黒っぽく、濃い赤紫のような深い色味です。果実のサイズは大きめで、水分を含んでハリがあり、1粒1粒にしっかりと重みがあります。箱を開けた瞬間に広がる鮮やかな色合いや、つややかでフレッシュな見た目に食欲がそそられますよ。

パッケージに書いてある「MORADA」って何?

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コストコで購入した「チェリー」のパッケージを見ると、「MORADA PRODUCE」と書かれています。

MORADA PRODUCE(モラダ プロデュース)は、アメリカのカリフォルニア州に拠点を置く、チェリーをはじめとする農産物の生産と流通を行っている企業のこと。チェリーだけで7品種も生産しており、チェリーのほかにもアスパラガス、トマト、キウイフルーツなどの生産と販売をしています。

同じくコストコで季節限定で販売される「レイニアチェリー」も、MORADA PRODUCEの商品です。

「チェリー」と「さくらんぼ」の違いは?

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「チェリー」と「さくらんぼ」は、基本的に同じ果物を指しますが、産地によって呼び方が異なり、見た目や味にもそれぞれの特徴があるようです。日本では、アメリカで生産されたもの全般を「アメリカンチェリー」、日本国内で生産されたものを「さくらんぼ」と呼んでいます。

一般的にアメリカンチェリーは加工したり、熱を加えたりしても風味を保ちやすく、チェリーパイやジャムなどにも適しているといわれています。コストコの「チェリー」はダークチェリーで、表面や果肉の色が赤黒く、大粒でシャキシャキとした食感が特徴です。

一方、「さくらんぼ」は日本で栽培される品種、例えば山形県産の佐藤錦(さとうにしき)や紅秀峰(べにしゅうほう)などを指します。さくらんぼは酸味と甘みのバランスがよく、アメリカンチェリーと比べて実が小ぶりです。

コストコ「チェリー」の価格やコスパは?

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コストコで販売されている「チェリー」は、大粒の果実がゴロゴロと入って1パック2,398円(税込)です。大きなプラスチックケースに、900gものみずみずしいチェリーがぎっしりと入っています。

筆者の近所にあるスーパーでは、アメリカンチェリーは100gあたり約300円(税込)で販売されていました。コストコでは100gあたり240円程度なので、かなりお得に購入できますよ!

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1ケース900gで何個入っているか数えてみると、筆者が購入したものには103個のチェリーが入っていました。数はパックによって多少ばらつきはあると思いますが、1パックに100個前後は入っているようです。

「チェリー」の味や食感は?

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ひと口噛むと、皮がパリッとしてジューシーで甘い果汁が口の中に広がります。ひと口サイズで食べやすく、ついつい手が伸びるおいしさです。濃厚でフルーティーな味わいはやみつきになります。甘さの中に適度な酸味もありたくさんあっても飽きずに食べることができますよ。

想像していたよりも果肉が硬めでしっかりとしており歯ごたえがあります。シャキシャキ、ザクザクッと野菜のようにも感じられる食感が楽しめます。中には大豆サイズくらいの種が入っています。食べている間に飲み込まないよう注意してくださいね。
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