目次
クッキーの検証
Photo by Uli
普通の粉砂糖（左）/泣かない粉砂糖（右）
普通の粉砂糖と泣かない粉砂糖で作ったクッキーは、甘さ、風味、食感に差が出ました。普通の粉砂糖で作ったクッキーは、バターの風味を強く感じ、しっとりさくさくの食感です。泣かない粉砂糖で作ったクッキーは甘さ控えめで、ざっくりホロホロの口溶けでした。
バターと小麦粉の風味をしっかり堪能したい場合は、普通の粉砂糖が適しています。甘さ控えめ、ワイルドな食感、ホロホロの口溶けがお好きな方には泣かない粉砂糖がおすすめです。
ただし、泣かない粉砂糖で作ったクッキーは底がやや湾曲するように浮いてしまったため、プレゼント用としてきれいに作りたい場合は、普通の粉砂糖で作ったほうがいいでしょう。
バターと小麦粉の風味をしっかり堪能したい場合は、普通の粉砂糖が適しています。甘さ控えめ、ワイルドな食感、ホロホロの口溶けがお好きな方には泣かない粉砂糖がおすすめです。
ただし、泣かない粉砂糖で作ったクッキーは底がやや湾曲するように浮いてしまったため、プレゼント用としてきれいに作りたい場合は、普通の粉砂糖で作ったほうがいいでしょう。
| 比較項目 | 普通の粉砂糖 | 泣かない粉砂糖 |
| おすすめのシチュエーション | プレゼント | 甘さ控えめ口溶けが好きな人用 |
| 生地の扱いやすさ | ☆☆ | ☆☆☆ |
| 型抜きのしやすさ | ☆☆ | ☆☆ |
| 食感 | しっとりさくさく | ざっくりホロホロ |
| 甘み | ☆☆☆ | ☆☆ |
|---|---|---|
| できたてのおいしさ | ☆ | ☆☆ |
| 6時間後のおいしさ | ☆☆☆ | ☆☆ |
| 翌日のおいしさ | ☆☆☆ | ☆☆ |
スノーボールクッキーの検証
Photo by Uli
普通の粉砂糖（左）/泣かない粉砂糖（右）
普通の粉砂糖と泣かない粉砂糖で作ったスノーボールクッキーは、食感と口溶け、さらに6時間以降の見た目に差が出ました。
普通の粉砂糖で作ったスノーボールクッキーは、しっとりさくさくの食感でバターの風味を感じます。泣かない粉砂糖で作ったスノーボールクッキーは、さっくりホロホロの口溶けが印象的です。
できたてはどちらもほぼ変わらない見た目ですが、普通の粉砂糖をまぶしたスノーボールクッキーは、6時間後に表面の粉砂糖が溶けてしまいました。泣かない粉砂糖をまぶしたほうは、翌日でもできたてと変わらない見た目です。
クッキー生地に使用する粉砂糖はどちらを使ってもおいしく仕上がりますが、仕上げにまぶす粉砂糖は泣かない粉砂糖が適していることが分かりました。すぐに食べるおうちおやつの場合は、普通の粉砂糖をまぶしても問題ないでしょう。プレゼント用やすぐに食べない場合は、泣かない粉砂糖をまぶすのがおすすめです。
普通の粉砂糖で作ったスノーボールクッキーは、しっとりさくさくの食感でバターの風味を感じます。泣かない粉砂糖で作ったスノーボールクッキーは、さっくりホロホロの口溶けが印象的です。
できたてはどちらもほぼ変わらない見た目ですが、普通の粉砂糖をまぶしたスノーボールクッキーは、6時間後に表面の粉砂糖が溶けてしまいました。泣かない粉砂糖をまぶしたほうは、翌日でもできたてと変わらない見た目です。
クッキー生地に使用する粉砂糖はどちらを使ってもおいしく仕上がりますが、仕上げにまぶす粉砂糖は泣かない粉砂糖が適していることが分かりました。すぐに食べるおうちおやつの場合は、普通の粉砂糖をまぶしても問題ないでしょう。プレゼント用やすぐに食べない場合は、泣かない粉砂糖をまぶすのがおすすめです。
| 比較項目 | 普通の粉砂糖 | 泣かない粉砂糖 |
| おすすめのシチュエーション | すぐに食べるおうちおやつ | プレゼント |
| 生地の扱いやすさ | ☆☆ | ☆☆☆ |
| 成形のしやすさ | ☆☆ | ☆☆☆ |
| 食感 | しっとりさくさく | さっくりホロホロ |
| できたての見た目 | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
| 6時間後の見た目 | ☆☆ | ☆☆☆ |
| 翌日の見た目 | ☆ | ☆☆☆ |
|---|---|---|
| できたてのおいしさ | ☆☆ | ☆☆ |
| 6時間後のおいしさ | ☆☆☆ | ☆☆ |
| 翌日のおいしさ | ☆☆☆ | ☆☆ |
マカロンの検証
Photo by Uli
普通の粉砂糖（左）/泣かない粉砂糖（右）
普通の粉砂糖と泣かない粉砂糖、それぞれで作ったマカロンの大きな違いは、見た目と作りたての食感です。
普通の粉砂糖で作ったできたてのマカロンはやや湿気を感じるものの、さっくり食感に仕上がります。泣かない粉砂糖で作ったマカロンは、ねっちりと粘度が強く、歯にくっついて食べにくいほどでした。
できたての食感には大きな差が出ましたが、ひと晩寝かせると食感の違いはほぼなくなります。どちらもマカロン生地とバタークリームがなじんで、違和感なくおいしい食感に仕上がりました。
もっとも大きな違いは見た目です。普通の粉砂糖で作ったマカロンはツヤときれいなピエがあり、王道のマカロンのイメージ通りの見た目。泣かない粉砂糖で作ったマカロンはツヤがなく、ピエ（生地下部の膨らみ）が横に広がり、とてもうつくしいとは言えない仕上がりでした。
また、泣かない粉砂糖で作ったマカロンのほうが甘さが控えめなのも特徴です。マカロン作りに関しては普通の粉砂糖が適していることが分かりました。もし、見た目をまったく気にしないのであれば、泣かない粉砂糖で作ってもいいかもしれません。
普通の粉砂糖で作ったできたてのマカロンはやや湿気を感じるものの、さっくり食感に仕上がります。泣かない粉砂糖で作ったマカロンは、ねっちりと粘度が強く、歯にくっついて食べにくいほどでした。
できたての食感には大きな差が出ましたが、ひと晩寝かせると食感の違いはほぼなくなります。どちらもマカロン生地とバタークリームがなじんで、違和感なくおいしい食感に仕上がりました。
もっとも大きな違いは見た目です。普通の粉砂糖で作ったマカロンはツヤときれいなピエがあり、王道のマカロンのイメージ通りの見た目。泣かない粉砂糖で作ったマカロンはツヤがなく、ピエ（生地下部の膨らみ）が横に広がり、とてもうつくしいとは言えない仕上がりでした。
また、泣かない粉砂糖で作ったマカロンのほうが甘さが控えめなのも特徴です。マカロン作りに関しては普通の粉砂糖が適していることが分かりました。もし、見た目をまったく気にしないのであれば、泣かない粉砂糖で作ってもいいかもしれません。
| 比較項目 | 普通の粉砂糖 | 泣かない粉砂糖 |
| おすすめのシチュエーション | プレゼント | 見た目を気にしない自分用 |
| 生地の扱いやすさ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
| 見た目 | ☆☆☆ | ☆ |
| 味 | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
| できたてのおいしさ | ☆☆ | ☆ |
|---|---|---|
| 6時間後のおいしさ | ☆☆ | ☆☆ |
| 翌日のおいしさ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
お菓子の種類によって粉砂糖の種類を使い分けましょう
お菓子の種類によって適している粉砂糖の種類は異なります。普通の粉砂糖と泣かない粉砂糖、それぞれの特徴を覚えておけば、お菓子作りに応用することができますね。
粉砂糖を選ぶときは、原材料に何が含まれているのがチェックするのも重要です。アイシングとマカロン作りにはグラニュー糖100％の粉砂糖、デコレーション用にはコーンスターチと乳化剤入りの泣かない粉砂糖、などと使い分けましょう。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
粉砂糖を選ぶときは、原材料に何が含まれているのがチェックするのも重要です。アイシングとマカロン作りにはグラニュー糖100％の粉砂糖、デコレーション用にはコーンスターチと乳化剤入りの泣かない粉砂糖、などと使い分けましょう。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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