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1. セビーチェ
白身魚やタコ、イカ、貝類などを刻み、紫玉ねぎなどと共に柑橘系果汁、塩、トウガラシなどでマリネした、海岸砂漠地域を代表する料理です。人気のある料理のひとつで、ペルーではセビーチェの専門店もあるのだそう。
店ごとに個性があり、黄色いトウガラシを使った黄色いセビーチェや、赤身魚や川魚を使ったものなどレシピのバリエーションも豊富にあります。
店ごとに個性があり、黄色いトウガラシを使った黄色いセビーチェや、赤身魚や川魚を使ったものなどレシピのバリエーションも豊富にあります。
「ALDO」のセビーチェは伝統的なスタイル。レモン汁でマリネした白身魚にレチェ・デ・ティグレ、トラのミルクという魚のだしににんにくなどを入れた白いスープを合わせています。
酸味の爽やかな味わいのあとに、ピリッとしたほのかな辛みが効いています。塩味もしっかりあるので、夏の暑いときに冷やしたワインやビールとよく合いそうです。
酸味の爽やかな味わいのあとに、ピリッとしたほのかな辛みが効いています。塩味もしっかりあるので、夏の暑いときに冷やしたワインやビールとよく合いそうです。
2. ロモサルタード(ビーフと野菜のペルー風炒め)
牛肉と野菜の炒め料理で、こちらもセビーチェと並ぶペルーの代表的な料理。
特徴は味付けが中華風なこと。しょうゆが使われていることから日本人にも親しみやすい味で、「ALDO」でも訪れた人のほとんどが頼むという人気料理です。
特徴は味付けが中華風なこと。しょうゆが使われていることから日本人にも親しみやすい味で、「ALDO」でも訪れた人のほとんどが頼むという人気料理です。
ペルーには“チファ”と呼ばれるペルー風中華料理があり、この料理もそのひとつ。調理しているところを見せてもらいましたが、中華鍋を豪快に振り、調理風景も中華料理そのものです。
しょうゆとニンニクが効いて、中華の炒め物の味わいにとてもよく似ています。ゴロっと厚みのある牛肉の切り身、甘みのある紫玉ねぎにタレが良くからみ、皿に添えてあるご飯がすすみます。「ALDO」では別添えになっているポテトフライを、一緒に炒めるレシピもあります。
しょうゆとニンニクが効いて、中華の炒め物の味わいにとてもよく似ています。ゴロっと厚みのある牛肉の切り身、甘みのある紫玉ねぎにタレが良くからみ、皿に添えてあるご飯がすすみます。「ALDO」では別添えになっているポテトフライを、一緒に炒めるレシピもあります。
3. アンティクーチョ(牛ハツの串焼き)
トウガラシやニンニク、クミン、塩コショウといったマリネ液にひと晩漬けこんだ牛ハツを、串焼きにした料理。ペルーでは屋台で売られている大人気のストリートフードです。
「ALDO」ではマリネ液に黒ビールを使い、肉をやわらかくしています。スパイス類でしっかり味付けされているので臭みもまったくなく、ホルモン系が苦手な人にも食べやすい料理です。
皿に模様のように描かれている淡いグリーンのソースは、ペルーの黄色いトウガラシ(アヒ・アマリージョ)とブラックミントのピリ辛ソース。肉に少し付けていただけば、爽やかな辛みが味のアクセントになります。
ストリートフードとあって、パンチのある味わいでビールにぴったり。こんがりと香ばしい匂いが食欲をそそります。噛み応えがあるハツは、肉々しい味わいで旨みがあふれます。
「ALDO」ではマリネ液に黒ビールを使い、肉をやわらかくしています。スパイス類でしっかり味付けされているので臭みもまったくなく、ホルモン系が苦手な人にも食べやすい料理です。
皿に模様のように描かれている淡いグリーンのソースは、ペルーの黄色いトウガラシ(アヒ・アマリージョ)とブラックミントのピリ辛ソース。肉に少し付けていただけば、爽やかな辛みが味のアクセントになります。
ストリートフードとあって、パンチのある味わいでビールにぴったり。こんがりと香ばしい匂いが食欲をそそります。噛み応えがあるハツは、肉々しい味わいで旨みがあふれます。
4. スダード・デ・ペスカード(魚のペルー風煮込み)
スダードとは「汗をかいた」という意味で、魚からとっただしで魚を煮る、もしくは蒸す料理。使われているのは白身魚で、本日は真鯛。調味料にペルーならではのアヒソースというトウガラシのペーストが使われています。
アヒソースは、アヒ・パンカ(赤いトウガラシ)やアヒ・アマリージョ(黄色いトウガラシ)に玉ねぎやニンニクを合わせてペースト状にした調味料。ペルーでは家庭で手作りされ、いろいろな料理の味付けに使われるのだそう。
アヒソースは、アヒ・パンカ(赤いトウガラシ)やアヒ・アマリージョ(黄色いトウガラシ)に玉ねぎやニンニクを合わせてペースト状にした調味料。ペルーでは家庭で手作りされ、いろいろな料理の味付けに使われるのだそう。
この料理にもアヒソースを使っていますが辛みはほとんどありません。魚の旨みたっぷりのスープがやわらかい魚によくなじみ、ほっこり和むようなやさしい味わいです。
付け合わせにも注目。ゴロッと大きなフライは、前述したユカイモ(キャッサバ)のフライ。サトイモとヤマイモの中間のようなホックリとした味わいです。
ユカイモのフライはペルーではポピュラーな食べ物で、このフライをつまみにお酒を飲むことも多いそうです。
付け合わせにも注目。ゴロッと大きなフライは、前述したユカイモ(キャッサバ)のフライ。サトイモとヤマイモの中間のようなホックリとした味わいです。
ユカイモのフライはペルーではポピュラーな食べ物で、このフライをつまみにお酒を飲むことも多いそうです。
5. チュペ・デ・カマロネス(ペルー風エビのチャウダー)
チュペとは具だくさんで濃厚なスープのこと。このエビを使ったチュペは、アレキパという山岳地域にある街の名物料理です。現地では川エビが使われますが、「ALDO」では海でとれるエビを使っています。
スープをひと口飲めば、濃厚なエビの味わいに思わずうっとりします。フレンチのエビのソース、ソース・アメリケーヌに通じるおいしさです。
スープをひと口飲めば、濃厚なエビの味わいに思わずうっとりします。フレンチのエビのソース、ソース・アメリケーヌに通じるおいしさです。
具材もボイルしたエビのほか、そら豆、トウモロコシ、ジャガイモとたっぷり。スープにコクを添えているのがゴーダとケソフレスコの2種類のチーズ。ケソフレスコは静岡でペルー人の兄弟が作っているフレッシュチーズで、ミルキーでさっぱりとした味わいです。
濃厚なスープを夢中で食べていると底から米が現れます。米が入るのも特徴で、スープの旨みをたっぷり吸った米は、まるでリゾットのようなおいしさです。
濃厚なスープを夢中で食べていると底から米が現れます。米が入るのも特徴で、スープの旨みをたっぷり吸った米は、まるでリゾットのようなおいしさです。
6. ピカロネス
かぼちゃとサツマイモで作った揚げドーナツ。ペルーでは屋台などでも売られている人気スイーツです。野菜の甘みがほんのりと広がり、外側がカリッと、中がフカフカ、モチモチとした食感がたまりません。
黒砂糖とフルーツジュースなどで作ったシロップには、風味付けとして乾燥したイチジクの葉が使われています。
黒砂糖とフルーツジュースなどで作ったシロップには、風味付けとして乾燥したイチジクの葉が使われています。
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