ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

一部で注目の的に。インドの食べ物「パニプリ」とは?

Photo by akiharahetta

インド料理好きの間で、じわじわと注目を集めているパニプリ。

パニプリとは、生地を意味する言葉「パーニー」と、水を意味する「プーリー」を合わせた造語。油で揚げた生地にスパイス水をかけて食べるとのこと。一風変わったおやつ・スナック菓子で、現地インドでは大人気のストリートフードだそうです。

筆者も「食べてみたい」と思い、未体験ながら実際に作ってみます!

手に入れるには?インド食材店かオンラインで

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作ってみようと思いついたのはいいものの、どんな材料を使ったらいいかもわからず……。とりあえずインド食材店へ、向かったのは「アンビカショップ蔵前店」です。

入店するやいなや、すぐに目に入ったのが、店内POP。“パニプリを作ろう” と書かれているではありませんか。やはり、注目を集める存在であることは間違いないなさそうです。

スタッフの方に聞きながら、おうちですぐに作れるという便利な商品を購入!

購入した食材はこちら

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必要な食材

  1. パニプリフライアム(生地)
  2. パニプリマサラ(スパイス水)
  3. ムング豆
  4. チャツネ
  5. カリンブンティ(市販菓子)
基本のパニプリ作りに必要な食材は5点。

生地に詰めるムング豆、調味料のチャツネ、トッピング用のカリンブンティは、お好みでアレンジしていいそうなので、最低限パニプリフライムとパニプリマサラの2つがあればOK。

また、便利なパニプリキットも販売されていますよ。

パニプリの作り方

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調理時間 60
パニプリの作り方は大きく分けて3ステップ!見慣れない食材ばかりで戸惑いますが、生地は揚げるだけ、水は溶くだけ、豆はゆでるだけなので、そんなにむずかしくありません。

また、具材はムング豆とじゃがいもを混ぜたものでもいいそうですが、今回はシンプルに豆のみで作ります。果たして成功するのかドキドキです。

材料(4〜5人分)

コツ・ポイント

  1. ムング豆を先にゆで始める
  2. プーリー(スパイス水)は冷蔵庫で冷やしておく
  3. パニプリフライム(生地)はサッと油で揚げる

作り方

1.ムング豆をゆでる

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ムング豆は、水に浸しておく必要がなく、すぐに調理できる便利な豆。サッと水洗いし、たっぷりの水と一緒に火にかけます。 沸騰したら弱火にし、フタをして豆がやわらかくなるまで30~40分ほどゆでてください。ゆであがったらザルにあけておきます。

2.スパイス水を作る

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パニプリマサラを500ccの水で溶きます。よく混ぜ合わせたら冷蔵庫で冷やしておきましょう。 本来は食べる直前に茶こしなどで漉しますが、マサラは細かい粉末なので、漉さなくても大丈夫そう……。ちなみに筆者はそのまま使いました。

3.生地を揚げる

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揚げ油を170℃に熱し、パニプリフライムを揚げます。平たい小判型のフライムを油に投入すると、10秒ほどで膨らみ始めました。 ひっくり返して裏面も揚げると球体になります。思いのほか短時間でぷっくり膨らみびっくり!大成功です。

4.揚げた生地に穴をあける

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まん丸に揚がったプリは、中が空洞になっています。スプーンや菜箸で穴をあけ、具となるムング豆を詰めてください。

5.トッピングを用意する

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ムング豆を詰めたらトッピングをして仕上げます。カリンブンティはひよこ豆にスパイスを効かせた市販菓子。豆のうえにトッピングし、冷やしておいたパーニー(スパイス水)とチャツネを添えて完成です。

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