胡椒餅を家庭で作るときのポイント

Photo by 小田中雅子

火通りが均一になるように、皮の厚みを均等にするのがコツ
こんがり、パリッとした外皮とスパイシーな肉あんがたまらない胡椒餅。家で作ってみたい!という人のために、アドバイスをお聞きしました。

生地作り

お店のように2種類の生地を使い分けるのはなかなかむずかしいので、家庭では1種類の生地を使いましょう。おすすめの粉は中力粉。ふんわりとしつつも、モチッとした弾力が楽しめます。

胡椒餅は薄い皮が特徴。生地ができあがったら、生地を薄くのばして、たっぷりの具材を包んでいきます。

肉あん

店では高温で餅を焼くため、厚切りされた豚肉も十分火が通りますが、家庭ではそうもいきません。火通りのいいひき肉を使うか、あらかじめ肉あんを調理するなど、中までしっかり火が通るようにしましょう。

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本場では窯焼きをしますが、焼きあがりのふくらみを考慮しながら、壁面に貼りつけるのが技術のいるのだそう。オーブンで焼けば、その心配もありません

焼く

台湾の屋台では特注の窯を使いますが、家庭では代わりにオーブンを使います。台湾でもオーブンを使って焼く店舗も多いのだそう。焼き上がりが均一に仕上がるメリットがあります。

焼きたてを食べられるのが家庭で作る胡椒餅の良いところ。ぜひ試してみてください!

本場の味を日本に伝える「台湾老劉胡椒餅」(吉祥寺)

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交差点の角という好立地。行き交う人が匂いにつられ、足を止めていきます
2022年9月に町田店、10月に吉祥寺店をオープンした「台湾老劉胡椒餅」。本場の胡椒餅の魅力を日本に伝えようと、胡椒餅の専門店を作りました。窯焼きと手作りの皮、手切りのねぎなどにこだわっています。

「胡椒餅の魅力は、機械化できない、職人がひとつひとつ手作りするところから生まれるおいしさにあると思います。台湾で身近に感じてきた、胡椒餅を作り続けている職人さんたちの思いを日本でも伝えられたらと思っています」と語る永野さん。胡椒餅への愛がいっぱいです。

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包み紙は2種類。どちらも台湾らしいデザインです
メニューは吉祥本店では、豚肉の胡椒餅のみですが、町田店では牛肉の胡椒餅もラインアップ。牛肉の胡椒餅を台湾で始めたのは劉さんだとか。牛肉の方がまろやかな味わいだそうで、ぜひ試してみたいひと品です。

胡椒餅にピッタリ、芳醇な香りの「白桃烏龍茶」

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「白桃烏龍茶」370円(税込)
「台湾で修業していたとき、仕事の合間にティースタンドで買ったお茶を楽しむ人々の姿が印象的でした」と語る永野さん。胡椒餅だけでなく、台湾の文化も届けたいと考えている「台湾老劉胡椒餅」では、胡椒餅と一緒に味わうティードリンクも用意しています。

こだわりは、台湾の認定資格である茶葉品評員が選んだ最高クラスの茶葉。豊富な種類の茶葉から、劉さんと協力して胡椒餅と相性の良い4種類を選び、台湾から取り寄せた機械でお茶の持つ甘みや香りを生かしたティードリンクを淹れています。

一番人気なのが「白桃烏龍茶」。フルーティーな香りとほのかな甘さが華やかなドリンク。飲み口がすっきりしていて、スパイシーな胡椒餅の後口をさっぱりさせてくれます。
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