【中期】フリージング離乳食のレシピ|ツナと野菜のおかゆ

Photo by 小嶋絵美

調理時間 20
*7倍がゆの調理時間や冷凍・解凍時間は含めません。
保存期間:冷凍で1週間以内

ツナのうま味がおいしいフリージングのおかゆレシピです。野菜はたまねぎ、にんじん、ほうれん草を使い、彩りがよく栄養もたっぷり。

フリージングしておくと離乳食作りがぐっとラクになりますよ。ツナはパサつきやすいですが、おかゆに混ぜると食べやすくなるのもポイントです。

材料(3回分)

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コツ・ポイント

  1. 1回分で7倍がゆ50g、ツナ15g、野菜20gが摂れます。
  2. ツナはフォークでほぐし、おかゆに混ぜると食べやすくなりますよ。
  3. フリージングするので、なるべく新鮮な食材を使いましょう。
  4. 解凍のときは、加熱ムラがないよう途中で全体を混ぜます。
  5. 手指、調理台、調理器具、フリージング容器など清潔な状態で調理しましょう。

下ごしらえ

野菜をやわらかく煮て、こまかく刻む

やわらかく煮て刻んだ離乳食用野菜(たまねぎ、にんじん、ほうれん草)がそれぞれ小皿に入っている

Photo by 小嶋絵美

たまねぎ、にんじん、ほうれん草はそれぞれやわらかく煮て(目安:舌でつぶせる固さ)、こまかく刻みます。野菜の繊維を絶つように切るのがポイントです。

作り方

1.ツナをほぐし、おかゆに具材を混ぜる

湯通しをしてほぐした離乳食用のツナ

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ツナは湯通しをして、フォークでこまかくほぐします。
透明のボウルに入った離乳食「ツナと野菜のおかゆ」

Photo by 小嶋絵美

7倍がゆ(人肌程度まで冷めたもの)、ツナ、たまねぎ、ほうれん草、にんじんを混ぜ合わせます。

2.小分けにして冷凍する

フリージング容器や保存袋に入った離乳食「ツナと野菜のおかゆ」

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6等分に分け、粗熱がとれていることを確認して、冷凍します。

このレシピでは、50ml×6のフリージング容器を使用しました。完全に冷凍できたら、冷凍用保存袋に移して密封してもいいでしょう。

3.解凍する

フリージング離乳食「ツナと野菜のおかゆ」に水を加える様子

Photo by 小嶋絵美

1回分(2キューブ)を耐熱ボウルに入れ、水大さじ1(分量外)をかけます。ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで2分加熱します。

このように水を加えたほうが、おかゆがしっとりします。
離乳食「ツナと野菜のおかゆ」をヘラで混ぜる様子

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溶けてきたら一度電子レンジから取り出して全体を混ぜ、戻して残りの加熱をおこないます。

こうすると、加熱ムラが少なくなります。
透明のボウルに入った離乳食「ツナと野菜のおかゆ」にラップをかけて冷ます様子

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加熱後はラップをかけて、人肌程度まで冷ましてください。ラップをかけるのは、乾燥を避けるためです。

4.器に盛り付ける

緑色の陶器のカップに離乳食「ツナと野菜のおかゆ」が盛られている

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解凍した1回分を器に盛ります。
離乳食「ツナと野菜のおかゆ」を木製のスプーンで少量すくう様子

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よく冷めているか確認して、少しずつ与えてくださいね。

フリージング離乳食のレシピについてのQ&A

Q. フリージング離乳食を初期食にアレンジするには?

A:初期頃ではツナをしらすに変え、おかゆは10倍がゆに。おかゆ、魚、野菜のすべてをやわらかく調理し、ペースト状にしましょう。

初期は、離乳食を飲み込むことに慣れていく時期。一日1さじずつ様子を見ながら与える程度なので、ごく少量からで十分です。もし試していない食材があれば、省いて構いません。(※4,5)

Q. フリージング離乳食を後期食や完了期食にアレンジするには?

A:おかゆの形状が後期では5倍がゆ、完了期では軟飯にステップアップします。野菜も発達に応じて、固さや大きさを調整しましょう。

中期に比べて後期・完了期では目安量が増えます。赤ちゃんの様子を見ながら、1回分の量も増やして与えてみてください。(※5)
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