ライター : とも

子育てフードライター

飴の賞味期限はどのくらい?

缶や袋に入った飴の賞味期限は、商品によるものの1年程度です。ただし、原材料や製法によって差が大きく、賞味期限を30日程度としているものもあるため、各商品パッケージの表示を確認しましょう。

また、お祭りの屋台で見かけることが多いりんご飴のように、生のフルーツを使った飴は保存に適していないため、当日中に食べることをおすすめします。

賞味期限が過ぎた飴はどうなる?

賞味期限が過ぎた飴は、すぐに食べられなくなるわけではありません。賞味期限は「未開封の状態で適切に保存した場合に、品質が変わらずにおいしく食べられる期限」を指しているのが理由です。

ただし、賞味期限が切れた飴は湿気を吸いやすく、べたついてしまうことが。また、湿気を吸った飴の表面が再結晶化して、白っぽくなることもあります。(※1)

食べる前にチェック!食べられない飴の見極めポイント

※画像はイメージです
前述の通り、賞味期限が切れた飴はべたついたり表面が白っぽくなったりすることがあります。風味がやや落ちるものの、飴の成分に変わりはないため基本的には食べても問題ありません。

ただし、飴が変色していたり異臭がしたりするときは、傷んでいるおそれがあるため食べることができません。賞味期限内であっても、見た目やにおいに異常があるときは食べずに廃棄してくださいね。

賞味期限が過ぎても飴は腐りにくい

飴の主原料である砂糖には腐りにくい性質があります。また、一般的な飴は水分が少ないため、腐敗の原因となる菌が繁殖しにくいです。そのため、賞味期限が過ぎても飴は腐りにくいといえるでしょう。

ですが、りんご飴のように生ものを使っていたり、食べかけの飴を放置したりすると腐ってしまいます。製法や状態を確認のうえ、食べられるかどうかを判断してくださいね。(※2)

飴の正しい保存方法

飴は腐りにくいとはいえ、できるだけ風味を落とさず保存したいもの。飴は基本的に常温保存でOKです。溶けてしまわないように直射日光があたらない冷暗所で保存するのがおすすめです。

夏場は冷蔵庫で保存しても良いですね。一度冷蔵庫に入れた飴は常温に置かず、食べる分だけ取り出したら冷蔵庫に戻しましょう。

賞味期限が過ぎた飴はすぐに捨てないで!

飴はお菓子のなかでも賞味期限が長く、非常食にもおすすめです。腐りにくい性質があるため、賞味期限が過ぎてしまってもすぐに廃棄せず、色やにおいなどを確認しましょう。

やや風味が落ちてしまう場合がありますが、食べられることが多いですよ。節約や食品ロス削減の観点からも、ぜひ試してみてくださいね。
【参考文献】
(2023/08/16参照)
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