玉ねぎの上手な食べ方

食べ方

  1. 食べる量は一日1/2個までにする
  2. 加熱して食べる

食べる量は一日1/2個までにする

玉ねぎを食べる量は、小さいもの1/2個(75g)程度を目安にしましょう。一日に食べる野菜の量として350g以上が望ましく、一日5皿の野菜料理を食べることが勧められています。さまざまな野菜を摂ると考えると、野菜料理ひと皿分とした場合の70g程度が目安です。

新玉ねぎは、玉ねぎと栄養成分は変わらないため、食べる量は同じく70g程度を目安にしましょう。生で食べる場合は、アリシンのもつ殺菌作用によって腸内細菌に影響を及ぼすおそれも。多く食べ過ぎないよう、50g程度にとどめるのがおすすめです。(※8,9,10,11)

加熱して食べる

生の玉ねぎを食べ過ぎると硫化アリルが刺激となって、腹痛を引き起こしたり、腸内細菌に影響したりする場合があります。玉ねぎは、なるべく加熱して食べるようにしましょう。

生の玉ねぎのほうが、熱に弱い硫化アリルを効率よく摂れますが、食べ過ぎないよう注意が必要です。(※10,11,12)

【Q&A】玉ねぎは一日何個まで食べてよい?

A:小さめの玉ねぎ1/2個(75g)が目安です。

一日に食べる野菜料理ひと皿分は70gほどなので、玉ねぎでは小さいもの1/2個程度です。玉ねぎばかりを食べ過ぎないためにも、ほかの野菜と組み合わせて食べましょう。(※8,9)

【Q&A】玉ねぎは毎日食べてもよい?

A:毎日食べても問題ありません。

玉ねぎの代表的な栄養素のアリシンは、ビタミンB1の吸収率を高めたり、血行をよくしたりするはたらきがあり、毎日食べることで健康維持に役立ちます。ただし、度を越えて食べ過ぎると体調不良につながるため、適量を意識して食べましょう。(※1)

【Q&A】妊娠中は玉ねぎの食べ過ぎに注意が必要?

A:妊娠中も、通常と同様に気をつけたほうがよいです。

妊娠中に玉ねぎを食べていけないことはありません。しかし、玉ねぎの食べ過ぎによって下痢が起こると、脱水状態になるおそれが。非妊娠時と同様に、食べ過ぎには注意しましょう。また、生で食べる場合はしっかりと洗って食中毒対策をしてくださいね。(※5,13,14)
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