9. 日本における、ハイクラスインド料理のレジェンド「シターラ青山」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

ある意味、一番青山らしいインド料理店と言えるのがこの「SITAARA(シターラ)」。いわゆる「町場のインド料理店」とは一線を画し、イタリアンやフレンチのハイクラスレストランと並ぶインド料理を日本に知らしめたレジェンド店です。

最近は駅ビルや駅ナカなどにチェーンとして展開していますが、青山の本店は別格も別格。インドの一流ホテルで提供されるようなリッチなインド料理は珠玉のひと言。

カレーだけではありません。ビリヤニやタンドール料理をはじめとした南北インドの多彩な料理がズラリ。ドレスアップして、ワインなど飲みながらゆったりしたひと時を過ごしましょう。

サフェ・ド・ラジャスタン・マーンズ、ペシャワリ・ナーン

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,900円、790円(各税込) ※サフェ・ド・ラジャスタン・マーンズ 、ペシャワリ・ナーンの順
「サフェ・ド・ラジャスタン・マーンズ」は「皇帝のカレー」と言われる、北インド・ラジャスタン地方の白いラムカレー。よく食べられているバターチキンよりもさらに滑らかな舌触りで、濃厚クリーミーな味わいはまさにリッチの極み。贅沢に用いられたラム肉も実にやわらかく、肉料理としても最高です。

せっかくなので、合わせるナンも変わったものにしてみましょう。「ペシャワリ・ナーン」は中にカシューナッツやピスタチオを詰め込んだ甘いナン。カレーに合わせるだけでなく、そのままワインに合わせても良いですよ。
店舗情報

10. 青山飲みの〆は有名カレーうどんで「しまだ」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

青山界隈で遊んだり呑んだりして、ちょっと遅い時間になったらこちらへ。青山通りから少し入った路地にあるにもかかわらず、いつも夜中まで賑わっています。

看板メニューはカレーうどん。1日の締めにふさわしいおいしさです。日本酒や焼酎、酒の肴もあって一軒目使いもOK。2階には畳のお座敷もあってくつろげます。ハイソなお店が多い青山ですが、ここを知っておけば逆にツウを気取れるはず!

エビ天カレースープうどん 揚げもちトッピング

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,560円(税込) 揚げもちトッピング+110円(税込)
私がいつも頼んでしまうこの組み合わせ。やわらかで伸びの良いうどんに加え、海老のしっかりした食感とのびーる揚げもちという食感変化が堪らないんです。

カレー汁はスパイシーでありながら、鰹・鶏ガラ・豚骨・香味野菜が交錯した奥深き旨味、さらには牛乳によるクリーミーな舌触り。そのバランスがとても良く、飲み口スッキリで夜中でももたれない一杯です。
店舗情報

表参道・青山・原宿の豊かなカレー文化に浸ろう

観光客向けの賑やかなお店がひしめく原宿も、中の様子がわからず躊躇してしまうお店が多い青山も、事前情報さえあれば完璧。紹介したカレー店を、TPOに合わせて使い分けてみてくださいね。

※ 記事の内容は、公開時点の情報です。記事公開後、メニュー内容や価格、店舗情報に変更がある場合があります。来店の際は、事前に店舗にご確認いただくようお願いします。

カレー細胞プロデュース「JAPANESE CURRY FESTIVAL 2023」開催!

全国から個性的なカレー店を招聘し、JAPANESE CURRY の現在を渋谷に集結する「JAPANESE CURRY FESTIVAL」を、2023 年8月4日(金)〜8月20日(日)に開催します。

渋谷に全国のカレー名店がやってくるほか、渋谷区のカレー店50店以上が参加するスタンプラリーも実施。その他会期中いろいろなイベントを開催します。カレーシーズン“夏”にぜひ渋谷で全国の名店の味をお楽しみください!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ