ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

薬膳アドバイザー伝授!ズッキーニのソテー術

Photo by 山形ゆかり

潤いチャージ!夏に食べたい薬膳パワー

薬膳の視点では、ズッキーニは「体の余分な熱を逃がす」とともに、「喉の渇きを癒やす」はたらきがあると考えられています。

「昔より夏の暑さがこたえる」「肌の乾燥や火照りが気になる」と感じている方にとって、ズッキーニは心強い味方。体にこもった熱をやさしくクールダウンし、内側から潤いを与えて、肌のコンディションを整えるサポートをしてくれますよ。

まさに、夏の疲れを感じやすい時期の「食べるインナーケア」にぴったりな食材です。

栄養を逃さない!油で炒める黄金ルール

ズッキーニに豊富に含まれる「β-カロテン」は、油と一緒に摂取することで吸収率が高まる脂溶性のビタミンです。また、同じく脂溶性のビタミンEも含まれているため、油でサッと炒めるソテーは、栄養学の観点からも非常に理にかなった調理法といえます。

短時間の加熱で済ませることで、水溶性のビタミンCの損失を最小限に抑えられるのも嬉しいポイントですよ。

基本のズッキーニソテー

Photo by 山形ゆかり

調理時間 10
保存期間:冷蔵で4〜5日
炒めるだけで簡単に作れるズッキーニのソテーのレシピを紹介します。ズッキーニは、ソテーすることで外はホクホク、中はとろけるような独特の食感が楽しめますよ。

余計なものを入れないシンプルな作り方で、ズッキーニそのもののおいしさを最大限に生かせます。フライパンひとつで完成するので、あと片付けも楽ちんです。

プロが実践!理想の食感に仕上げるコツ

  1. 1. 理想の食感を作る「1cm厚」
  2. 2. 野菜の甘みを引き立てる「仕上げの塩」
  3. 3. 体を温める「薬膳の知恵」

1cm厚の輪切りでジューシーに仕上げる

ズッキーニを炒める際、ジューシーさを引き出すなら「1cm厚の輪切り」がベスト。1cmの厚みは「こんがり焼けた断面の黄金色」と「皮の深い緑」の鮮やかなコントラストを美しく引き立てますよ。

厚みがあることで、加熱しても中心の白さが残り、皿の上でへたることなく立体的な盛り付けが可能です。外側はカリッと香ばしく、中は水分をたくわえてとろける。この「質感の対比」こそが、家庭の料理をプロ級の「シズル感」溢れるひと皿へと格上げします。

仕上げの塩がシャキシャキ感の秘訣

ベチャッと感を防ぐ最大の秘訣は、味付けのタイミングです。ズッキーニは塩分に触れるとすぐに水分が溢れ出す性質があるため、先に塩を振ると、自らの水分で「蒸された状態」になり食感が損なわれてしまいます。

調理の最後にサッと振るだけで、野菜本来の甘みが凝縮。噛んだ瞬間に心地よいシャキシャキ感が弾ける、プロ級の炒め物に仕上がりますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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