「りんご」の栄養と効果効能！肌をきれいに&ダイエットにも役立つ【管理栄養士執筆】 (2ページ目)

りんごに期待できる美容・ダイエット効果

肌をきれいに保つ

りんごのポリフェノールには、強い抗酸化作用があるため、活性酸素によるしみやシワなどの老化対策に役立ちますよ。さらに、りんごポリフェノールの継続的な摂取により、紫外線による影響を抑え、白い肌を保つ作用が期待されています。（※6,9）

便秘対策に役立つ

りんごにはペクチンや有機酸などの、便秘対策に役立つ栄養が含まれています。どちらも整腸作用があり、腸の運動を促すはたらきがありますよ。

なお、ペクチンは腸内で善玉菌を増やして腸内環境を整えることから、便秘だけでなく下痢の際にも役立ちます。（※1,8）

ダイエットに役立つ

りんごのポリフェノールには、食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、排出を促す作用があります。また、血中のコレステロールや中性脂肪値も減少させるといわれていますよ。

そのほか、食物繊維の一種であるペクチンには、糖分の吸収を抑制して血糖値の上昇を抑えるはたらきが。血糖値の急上昇を抑えることで太りにくい食べ方になります。（※1,10,11）

りんごは糖質制限中でもOK！カロリーや摂り方を管理栄養士が解説

「りんごダイエット」などダイエットでは定番食材のりんご。りんごはダイエットに向いている食材なのでしょうか？カロリーや糖質はどのくらい含まれているのか、どんな栄養が多いのか、ダイエット中の人におすすめの食べ方など気になる情報をご紹介します。

りんごを毎日食べると得られる効果

りんごを毎日食べると、血管の健康維持に役立ちますよ。りんごを一日1個、4週間毎日食べ続けたところ、血管内の酸化したLDLコレステロールが減少することが明らかになっています。

これにはりんごのポリフェノールがかかわっているとされており、脂質の酸化を抑えるはたらきから、血流が良くなることが期待できます。（※10,12）

すりおろしたりんごに期待できる効果

りんごには胃酸の分泌量を調節するはたらきがあります。飲みすぎや食べすぎの大人にも、お腹の調子が良くない子どもにもおすすめです。特に、すりおろしたりんごは胃にやさしく、負担が少ないため、胃の調子が優れないときに試してみてください。

また、すりおろしりんごは、離乳食にも生後5～6ヶ月から使うことができます。整腸作用により、赤ちゃんの便秘や下痢対策に役立ちますよ。（※13,14,15）

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りんごの効果を活かす食べ方