ライター : 水流琴音

管理栄養士 / オーソモレキュラー認定ONP / webライター

白砂糖が体に悪いといわれる理由

理由

  1. 精製されてミネラル類が減っているから
  2. 血糖値が上がりやすいから

精製されてミネラル類が減っているから

白砂糖は、原料であるさとうきびやてん菜から不純物を除く作業をおこない、砂糖の成分であるショ糖を結晶の形で抽出したものをいいます。純粋な砂糖の成分は、ビタミンやミネラルをほとんど含みません。

黒砂糖も同じ原料を使用していますが、精製されていない砂糖はミネラルやビタミンなどの栄養素が残っていることが特徴です。(※1)

血糖値が上がりやすいから

砂糖に含まれる糖質には、血糖値を上げるはたらきがあります。糖質は即効性の高いエネルギー源のため、体に必要な栄養素です。しかし糖質が過剰になることで、心身の不調の原因になったり、さまざまな病気のリスクが高まったりすると考えられています。(※2)

砂糖の種類と特徴

※画像はイメージです

白砂糖

砂糖はショ糖を主成分とする製品の総称で、さとうきびやてん菜を原料に作られています。白砂糖特有のしっとりとした食感は、結晶として取り出したあとに転化糖液という糖蜜をかける処理をおこなっているためです。

クセがない甘さなので料理やお菓子、飲料など何にでもよく合う砂糖です。(※3)

グラニュー糖

原料や製造工程は白砂糖と同じで、結晶の大きさが異なります。グラニュー糖は白砂糖より結晶が大きく、サラサラした食感が特徴です。すっきりとした甘さなので、香りを楽しむコーヒーや紅茶などによく合います。(※3)
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